もったいないの真意を追及すれば片付けられる!?~本当にもったいないものとは!?~

片付け

特に、「大事にし過ぎて使えなかったもの」は率先して使ってみると良いかもしれません。
使わないで大事にするほど気に入って買った物でしたら、保有する喜びよりも愛用する喜びを感じた方が良いです。

反対に、使うことで自分には必要ない物だと気づくこともあるかもしれません。
年月が過ぎると好みなども変わってきますので、今の自分にとって必要ない物だと気づいたら、もう処分することに迷うことはありませんよね。

 

捨てたらお金がもったいない!?

リサイクルショップに引き取ってもらうという手段もありますが、すぐお店に持っていけない場合、しばらくの間、家に残留する形になります。
そうなってしまうと、いつまでたっても物は減りません。

ある程度、期間を決めるのであれば問題ありませんが、家に置いておく時間が長引くと迷いが生じる恐れがあります。
やっぱり処分するのをやめようなんてことになりかねません。

わざわざ時間を割いてお店に持っていこうと思うほど、大事にしていたり捨てることをためらっていたりしている物であれば、スピード勝負です。

特に買い取ってもらえそうな物でしたら、捨ててしまったらただのゴミになってしまうので、余計にもったいないように感じてしまいますが、いつまでも片付かない状態でいる方が時間がもったいないです。

片付けって身体だけでなく、考えたり悩んだりしながら進める分、精神的にも疲れるので、このような場合は息抜きだと思ってリサイクルショップに足を運ぶのも良いかもしれません。

リサイクルショップに行く際、くれぐれも新しい物を買わないようにすることを徹底してくださいね。
せっかく買い取ってもらえても、また増えちゃいますからね!?

もし、忙しくて行く時間を取るのが難しい場合は捨ててしまう方が良い場合もあります。
「Time is money」なんて言葉もありますからね。
どちらを優先した方が良いかは人それぞれですが、一度決めてしまえば、今後同じようなことになっても悩まなくなるかもしれません。

片付け

 

あなたが大切にしたいことが見えてくる!?

このように、何がもったいないのかを改めて考えてみると、自分にとって優先すべきことが何か見えてくるのです。
共通して言えるのは、やはり時間かもしれません。

とある調査によると、人が探し物に費やす時間は年間約150時間なのだそうです。
例えば、一日8時間労働だと考えると、19日間くらいになるということです。
驚きですよね。
ということは、物が多い人ほど、この「物を探している時間」がもっと増えてしまう恐れがあるのです。

決して、物が多いことが決して悪いのではありません。
自分が把握できないほどの量、使いきれなほどの量だと問題だということです。

片付けができていれば、それだけ時間を有効活用することができるのです。
どこに何があるか把握できていれば、それだけスムーズに行動できるのです。
そのための片付けなのです。

「もったいない」という言葉に支配されず、自分にとって何を優先すべきかを考えてみたら、片付けが捗るかもしれませんよ。
今から年末の大掃除に向けて、少し早めに片付け始めてみてくださいね。

 

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