第四回 こころの解放の仕方 〜 気づきの後は解放することをしてみて下さい。

潜在意識

気づきの後は解放することをしてみて下さい。

前回、自分が傷ついているということに気づき、その傷ついた記憶の感情を語り、そして記憶を書き換えてしまいましょうとお話しました。
この傷ついた感情を言葉にして語るということで、傷つきや感情の未解決部分を自分で切り替えていくことが出来ます。

しかしながら、脳の記憶の中にはたくさんの層があり、ひどく傷ついた記憶は、自分の心を守るために簡単に思い出してしまわない様、奥深い層に隠されています。

その為、その記憶に簡単に到達することは難しく、たくさんの傷つきの記憶の層を通り抜ける道筋を見つけ、深層部分の傷ついた記憶や感情に到達するのは困難で時間がかかります。

 

そこで有効なのがヒプノセラピー(催眠療法)です。

ヒプノセラピーの施術を受け、深層部分の記憶(潜在意識)にダイレクトに入っていくことで、自分でも気づかなかった傷つきや苦しみの根の部分に到達することが出来ます。

簡単に言うと、ヒプノセラピーはハートのタイムマシンなのです。
タイムマシンは、この時代に行きたいと設定さえすれば、そこに向かうことが出来ます。

ヒプノセラピーは暗示や潜在意識にアクセスして、自分の問題点に行きつけるようにする認知行動療法と呼ばれるもので、オカルトや催眠術のようなショーではありません。

潜在意識

◎生きづらい
◎自信が持てない
◎いつも不安、いつも寂しい
◎いつも同じことを繰り返している

など、なぜそうなるのか? 原因がわからないまま振り回されてしまい、自分を変えたいのに変えることが出来ない。

また、頭では理解しているつもりでも変えることが出来ない。

 

そのような時にヒプノセラピーは最適です。

なぜなら、人の心には顕在意識と潜在意識があり、顕在意識は自分で考えコントロール出来る意識ですが、潜在意識は自分では認知しにくくコントロールもできない意識です。

このコントロールできない意識や思考の傾向、認知していないネガティブな感情を引き出して、改善に導くというものが「ヒプノセラピー」なのです。

前回お話しした、貴方の中にある「記銘」「保持」してしまった感情を「想起」して切り替えを起こすためのものなのです。

ヒプノセラピーのセッションでは誘導とともに潜在意識下に入っていただいた状態で、傷つきの部分を探るために苦しかった出来事は? 悲しかった出来事は? と質問してゆきます。

潜在意識

◎本人の中での傷つきの自覚
◎悲しかった感情を捨てさるように誘導
◎解放

のステップを踏んで楽になるように促します。

自分の中の認知の意識を切り替えて、楽になることを目的としています。
自分ではよく分からなかった、心の奥深くにしまい込んだ感情を引き出して解放すること。
それが一番大事で、必要なことなのです。

ヒプノセラピーは「潜在意識」をコントロール出来る、効果的なものなのです。

次回、最終回はまとめをしてゆきます。

 

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