〜LOVE COACH字陀羅〜 イタリア版スピリチュアルライフ vol.4

Conflict coach( 組織やグループなど人間関係における対立、不一致、葛藤をコーチする )に習うケンカの内面的解決法。

Conflict coach( 組織やグループなど人間関係における対立、不一致、葛藤をコーチする )であり、私のパートナーでもある ( Mauro Rasal Sangion ) へのインタビューの後半です。
(前半はこちら>https://www.el-aura.com/itarian20152post_217html/

ピクチャ 2

私自身、イタリアで4年間暮らしてみて「 和を尊ぶ 」日本人の素晴らしさをあらためて実感しています。

「 笑顔を絶やさず、静かで親切 」という印象の一方で
「 ニコニコしているけどあとで文句をいう 」というものも。

日本とは対照的に「 個 」を尊ぶとも言えるイタリアで、Mauroコーチにケンカの極意を聞いてみました。

ピクチャ 1

ケンカしたくない相手とついつい感情的に
言い合いになってしまうときにはどうしたらいいの?

感情的になってコントロールが効かなくなっているときには、好きな相手だとしてもその状態が繰り返されることで、二人の間に大きな溝が出来てしまいます。その場ですぐになんとかしようとしないでゆっくりと時間をかけ段階を踏むことが大事です。

具体的にはどんな段階を踏んだらいいの?

相手とのコンフリクトが起きているときには、自分の内面の対立、不一致、葛藤が感情のスイッチを起こす引き金になっています。例えば、恋人に対して無意識で母親の様に振舞って欲しいと期待してしまっているのであれば、無意識で相手のする行動や態度そのものへの不満ではなく、母親との恋人を比較を通して相手をジャッジしていることになります。

このケースでは、「 いったい自分は何に腹を立てているんだろう 」と問いかけると同時に恋人に母親の様に振舞うことを期待することで「 自分の内面は調和しているか? 」と問いかけてみる必要があるかもしれません。相手ではなく自分に意識を向けて、さらには愛されるためにという視点や相手にとって良きパートナーとなるためにいう立場からではなく、「 個 」としての自分は「 何が欲しくて何が欲しくないのか 」「 何が好きで何が嫌いなのか 」「 何が受け容れらて何を受け容れられないのか 」ということを本当の意味で見つめ直すことです。

何が本当に自分の気持ちなのかわからなくなることがあるんだけど
Ho messo una mano sul cuore.  ( ハートの上に手をおく )

物理的にハートの上に手をおいてみて、手の感覚とハートの鼓動を感じていると自分の感覚が驚くほど変化することに気がつけると思うのでやってみてください。恋人同士や夫婦間なら自分のハートと相手のハートにお互いに静かに手を置いてみるのもおすすめです。二人にとって何が大事なのかを感じる貴重な機会にもなります。

UDARA&RASALカップルカウンセリングセッションもあります。
通常料金のまま 時間60分→100分( 通訳時間込があるため )
詳細やお問い合わせは、http://inner-reflect.com/menu.html

ピクチャ 5