もうひとつ実例を挙げましょう。
わたしのチャネラーは、山で危機的状況に遭遇したことがあります。
友人とふたりで、ある山を下ろうとしたとき、かなり激しい雨が降ってきました。
様子を見てもよかったのですが、今日何がなんでも下山しなければいけない理由がありました。
雨のときの仕度は十分してあるので、ふたりは思い切って下山をしました。
基本的にチャネラーが歩いたあとを、友人が追う形になりました。
地元の方々は、サクサクと皆、下山していきます。
それならばできるはず、とわたしのチャネラーは思ったのです。
そして、チャネラーの耳に、若い女性の声が響いてきました。
「この岩の上を踏みなさい。」つるつるして滑りそうですが、声はもう一回、「この岩の上を踏みなさい」と言いました。
チャネラーは、相手の正体を確かめ、聖なるガイダンスであることが分かり、その岩の上を踏みました。
そして、どんどん友達と一緒に下山することができたのです。
下山の間中、「この岩をとびこえなさい」とか、「次の岩はすべるからスティックを使いなさい」、そして山のほうからは、「風を少し弱くする、今のうちにこの道を抜けなさい」、と声がかかっていました。
そして、ふたりは難所を越え、無事にバスや車が止まっている場所に着きました。
そして、うまいラーメンを一杯食べたわけです。
これが、チャネラーの実例です。
この話は、前回のクレアコグニサンスとクレアオーディエンスが同時に働いた例でもあります。
さて、もうひとつコツをお教えします。
自分のリアルな耳(物理的な耳)や、クレアオーディエンスの感覚器官を常にきれいに保つことは非常に重要です。
クレアオーディエンスが得意になってくると、いろいろな音がノイズに聴こえ始め、静かな環境にいたくなる人が多くなっていきます。
クレアオーディエンスを支配しているサブチャクラ、すなわちイヤーチャクラを、大天使ラファエルに頼んで、ピカピカに磨き上げたり、あるいは、あなたの通っているミステリースクールの手法を用いてください。
それから、オーラソーマ社のポマンダーとクイントエッセンスの青系のものを使ってみてください。これでも、よい結果がうまれます。
では、練習してみましょう。あなたが楽しい時間を過ごせるように、わたしスコルピーニは祈っています。
では、また来週までご機嫌よう。
P.S.
TRINITY WEB の読者のみなさんへ — スコルピーニ
ここでは、クレアオーディエンスの高め方についてお話しましたが、聖なるガイダンスではなく、偽のガイダンスを受け取ってしまい、困っている人が多いということを、わたしはよく知っています。三回聞いて、三回繰り返すことが、とても重要になってきます。
たとえば、不動明王様を例に挙げましょう。「あなたは、不動明王ですか?」を3回相手に尋ねてみましょう。たいていのものは、これで消えます。宇宙の法則で、立ち去らなければならないからです。「不動明王様、あなたは、光の存在ですか?」と3回聞いてください。巧妙な者ならば、ここでボロを出します。最後に、「不動明王様、あなたは、わたしたちにとってポジティブな存在ですか?」と3回聞いてみて、存在が残っているようならば、あなたは、不動明王と話をしているのです。
この方法は、他の存在にも同じことが言えるので、自分が聖なる存在にコネクトしているかどうか、確かめるときに使いましょう。わたしのチャネラーは、かなり練習を続けたので、まず誰なのか、最初に特定をしています。そして、特定した名前を3回尋ねています。その次に、光の存在であるかどうかを尋ね、最後に、自分にとってポジティブな存在であるかを尋ねています。そして、どうもやっぱり違うような気がする、と思ったときは、ここの例でいくと、不動明王を呼び出します。わたしのチャネラーは、シンプルに、「不動明王様、わたしはあなたとお話がしたいので、いまここに来てください。」そして、偽者の存在だと発覚した方の存在を、本物に斬ってもらうようにしています。みなさんも、どうぞ、参考にしてみてください。
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