エンジェル・セラピスト®夫婦のスピリチュアル子育て PART.33~赤ちゃんのコミュニケーションで気をつけること(寛子編)

赤ちゃんとのコミュニケーションで気をつけることは?

胎話から会話へ
赤ちゃんとのコミュニケーションで注意すること

娘の小葉(このは)も11ヶ月になり、1年前はお腹の中でポコポコと動いていろんな自己主張をしていたのだなと、懐かしく感じます。
お腹の中にいるときから、胎話を通してたくさんのコミュニケーションを取ってきたことは、今までの「胎話シリーズ」で紹介した通りです。

PART.7~胎話・私たちを選んでやってきた天使
PART.9~胎話・自分で名前を決めて生まれてくる
PART.11~胎話・あなたの使命は?
PART.13~胎話・つわりとハイリスク出産
PART.15~胎話・あなたの好きな食べ物は?
PART.18~胎話・約束を覚えているよ
PART.22~胎話・生まれる日はいつ?
PART.25~胎話・親も赤ちゃんを選べる
PART.28~赤ちゃんのネンネの不思議その1・胎話でお願い

胎話をする上で、気をつけていたのは「何をするにも、赤ちゃんにきく」でした。その習慣があったからこそ、お腹の中からでもたくさんのメッセージを伝えてくれました。

そして、胎話の効果でしょうか。生まれてからもコミュニケーションが取りやすく、新生児の頃から意思表示がはっきりしている赤ちゃんでした。みんなの会話を聴いて良く分かっている様子に、家族や親戚、うちのサロンに訪れる方たちにいつも驚かれていました。

今回から、赤ちゃんとのコミュニケーションについて意識していることを紹介していきます。
まさに実践中のことばかりなのですが、こちらもシリーズ化出来ればいいなと思っています。

もうすぐパパ・ママ歴も1年になろうとしている私たち夫婦が、赤ちゃんとのコミュニケーションで意識していることは、

・赤ちゃん扱いしない
・確認・合意を取る
・きちんと説明をする
・感謝、労いの言葉を伝える
・出来たことを認める

などです。

赤ちゃんは大人の会話を理解している?

それではまず、「赤ちゃん扱いしない」について、紹介しますね。
赤ちゃんは、脳の機能や情緒が未成熟である、と今までは言われていたようです。

しかし胎話など胎児や新生児の新しい研究では、大人が考えている以上に、赤ちゃんは物事も会話の内容も分かっています。左脳が発達した私たち大人と違い、右脳が開いていて直感力や超感覚に優れているため大人とは異なる感覚ですが、きちんと周りの出来事や大人の会話を認識しているようです。

そして、小葉を見ていていつも感じるのは、「一人前に扱って欲しい」という欲求です。

「赤ちゃんだから、まだ言葉も状況も分からないだろう・・・」
という気持ちで接するのは、とても赤ちゃんにとってストレスのようです。

床上げ3週間と呼ばれる産褥期、私の場合は40歳を過ぎての高齢出産で産後の回復もやや遅かったため、産後1ヶ月まで実家から実母が身の回りの手伝いに来てくれていました。

「大人に接するのと同じ言葉遣いが良い=赤ちゃん言葉は使わない」
「明るい話題が良い=ネガティブな話はしない」

お腹の中にいる時からこのような要求があり、私たち夫婦はこれを心がけていました。しかし、母はお腹の中の赤ちゃんと会話するという概念がない世代でしたから、きっと話半分に聞いていたのでしょうね。

「赤ちゃん言葉は、使わないでね」とお願いしても、退院してからしばらくはつい赤ちゃん言葉で話しかけることがありました。
しかし、とても表情豊かな新生児だったので、表情を見ていれば話しかける言葉をどう受け止めているかどうかは、一目瞭然だったのです。

「こっちの言っていること、何でも分かっているようで怖いわ~」といいながら、産後1ヶ月の間に、新米おばあちゃまも赤ちゃん言葉で話しかけることがなくなりました。

またある時、「ネガティブな話題は出さないでね」とお願いしていたにも関わらず、母がニュースで報道されていた子供に関する痛ましい事件を話題に出したことがありました。
小葉は私の抱っこでうつらうつらしていたところだったのですが、その話が終わった途端、大泣きを始めたのです。
まるで、この世に起きている悲劇にショックを受けたかのように。

赤ちゃんは大人の会話を聞いています

生まれたばかりの赤ちゃんにとって必要なこと

心地よい安心の世界だった子宮から、勇気を出してお産という大変な冒険をしてこの世に生まれてきたばかり。
新しい世界で不安が多い中赤ちゃんが何よりも欲しているのは、「この世が安心な世界であること」、「家族の愛に包まれていること」。

成長過程で自立していくための、大切な土台となる部分です。
生まれたての赤ちゃんにとってはまだ、この世のネガティブな出来事・現実に目を向けるのは早いのだと感じます。

母も身近に接するうちに、「この子は本当に、何でも分かっている」と理解し、尊重して話しかけてくれるようになりました。

もし赤ちゃんが泣く理由が分からないとしたら、赤ちゃんのことを意識せずに発した言葉を見直してみると、いいかもしれませんね。
(次の寛子編に続く)