エンジェル・セラピスト®夫婦のスピリチュアル子育て PART.28~赤ちゃんのネンネの不思議その1・胎話でお願い(寛子編)

あかちゃん

赤ちゃんの背中には夜泣きのスイッチがついている?

赤ちゃんの寝かしつけで、苦労した経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
おっぱいをあげて抱っこであやして、やっと寝付いたと布団に寝かせると「ほぎゃ~」と泣いて起きてしまう。そしてまた抱っこして寝かしつけて、布団に寝かせると「ほぎゃ~」……の繰り返し。

「まるで、背中にスイッチがついているみたい!」

ママ友との会話でもよく出てくる話のひとつです。
生まれて間もない赤ちゃんは、眠りが浅く目覚めやすいという特徴がありますね。しかも、新生児の頃は3~4時間おきに目を覚まします。
赤ちゃんが誕生すると、赤ちゃん時間に合わせた生活のスタートです。長時間何かに没頭したり、朝までぐっすり眠るということがなくなりました。

娘の小葉(このは)も今月生後10ヶ月になりますが、赤ちゃんの睡眠は大人から見ると不思議なことが多いです。
今回は、夜よく眠る子になったいきさつをご紹介します。

娘の小葉は、生後3週間ほどで夜の眠りが深くなり、まとめて眠ってくれるようになりました。赤ちゃんの夜泣きで眠れないといった苦労をする経験は、あまりありません。

生まれて間もない赤ちゃんの身体が1日のサイクル(地球の自転のリズム)に合わせられるようになるには、2~3カ月かかるといわれています。
生後2~3カ月経つと「夜まとめて寝てくれるようになったわ」という話をよく聞くようになります。そう考えると、うちのケースはかなり早い方ですね。
でもこれは、生まれてくる前から胎話でお願いをしていたのです。

40歳を過ぎて妊娠が分かった時、どうしても20代30代と比べて体力の差があります。あの頃ならば徹夜も平気でしたが、今は夜にも弱くなり、また睡眠不足では満足いく仕事ができません。
1日の生活のリズムを整えることの大切さを実感し、妊娠中はお腹の赤ちゃんのためにも夜9~10時に就寝するように心がけていました。
そしてお布団に入ってからの日課が、お腹の赤ちゃんに胎話で語りかけることだったのです。

「パパもママも夜は眠りたいからね、夜はぐっすり眠るのよ」
「パパもママもいいお仕事のためには、睡眠は大切だからね。一緒にネンネしようね」

こんな風に伝えていたからでしょうか。
お腹の中でも、1日のリズムを意識してくれていたのかもしれません。

よくお腹の赤ちゃんや新生児は、昼夜逆転ともいわれます。
「胎動を感じるのは夜が多い」「お腹を蹴られて、目が覚めてしまった」
という話も聞きますが、私の場合は日中から夜眠る直前までの胎動が活発でしたね。

アラフォー夫婦の体力温存を考えると、赤ちゃんが生まれてから夜眠れない日々が続くのは避けたいこと。だからこそ胎話で一番、お腹の赤ちゃんにお願いしていたのが「夜のネンネ」だったのです。

おかげさまで夜に泣いて起こされるのではなく、こちらが夜中目を覚ますと赤ちゃんも目を覚ましている状態(あるいは程なくして目を覚ます)というシンクロがよく起きるようになりました。

あかちゃん

赤ちゃんが泣いたときは、コミュニケーションをとりたい証拠

そして、生後3ヶ月の頃のことです。
ついに、一晩起きずに眠る日が数日続きました。
しかし私は、夜中の授乳は桶谷式母乳育児の指導で3時間おきを続けるようにといわれたため、夜中眠っていても飲ませるようにしたのです。
眠っていても「おっぱいの時間よ」と声をかけると、目を閉じたまま身体だけこちらに向けてくれるのでした。

胎話のおかげで夜はよく眠ってくれるようになりましたが、一方で日中は起きている時間が長めで活発、お昼寝の眠りは浅く寝ぐずりをしたりネンネは苦手なようです。

時々、気候の変化(急に暑くなった、寒くなった)や身体の変化(成長痛)などで眠りが浅くなり、夜中に目覚めやすく起きて泣くということはあります。訴えたいことがあって泣いているのですから、それが何かに気づいて、適切な対応をすれば続くことはありません。

お腹の中にいる赤ちゃんの胎話に限らず、生まれてからも赤ちゃんは両親の言葉を聞いていると実感することが多いのは今までの「胎話」シリーズでも紹介していた通りです。
お互いが心地よく生活できるために、ネンネについても説明したりお願いしたりするといいですね。
赤ちゃんは決して両親を困らせようと思って生まれてくるわけではなく、泣くのもぐずるのもコミュニケーションをとりたいという意思の表れだと感じます。
女性は出産を通して直感力が研ぎ澄まされ、第六感が開くといいます。それが赤ちゃんとの生活に重要だからなのでしょう。赤ちゃんを通して言葉以外の非言語メッセージやスピリチュアルなメッセージを受け取るという、コミュニケーション能力を磨くためのよい機会になるかもしれませんね。

ネンネシリーズは次回の寛子編に続きます