カレルエフェクトで超次元体験!②~毎日ゆるスピ!出張版 PART.3

カレルエフェクトで超次元体験!
クリストファー・カレルってどんな人?

マイケル・ジャクソンの「BAD」の製作やワールドコンサートの演奏などマイケルの全盛期を支え、音楽プロデューサーとして成功をおさめていたクリストファー・カレル(以下、クリス)が、なぜ日本で活動をすることになったのか?

今回は「ミュージシャン・クリス」についてお届けします。

 

95年に音楽業界から離れ、コロラド州のボルダーの山奥に拠点を移し、スタジオも入らずに2年間「ビジネスとしての音楽」から離れて、趣味のコンピューターグラフィックに没頭(というか、引きこもり?)。そうしていたある日、「やっぱり僕はミュージシャンに戻る」と決意。
「でもね、それはどういうことかというとね、貧乏になるんだよ(笑)。プロデューサーじゃないからね。お金持ちでアンハッピーな人と貧乏でハッピーな人だったら、ハッピーな人のほうがいいからね。でも結局は貧乏にはならなかったけど」

日本に来てから3年間はほぼ無料でコンサートやワークショップをやってきたのは何故ですか?
人々が倫理的で有益な何かを提示されたら、自然と何かのエネルギーで交換するのではないか?と思って、日本ではピュアなプロジェクトとして活動してきたんだ。
人々の助けになればと思って活動していて、良い人々やサポーターと知り合うこともできたよ。反面、無料だと時間つぶしで来る人たちもいたけれども、その人たちは、全く状態は良くならなかった。人のエネルギーを吸い取っていくタイプなんだ。
そういう人たちを差別するわけではないけれども、学びたい人たちのバイブレーションが乱れてしまう。だから本当に学びたいという人に来てもらうという目的のために、有料にしたんだ。あくまでも、お金儲けのためのチャージじゃなくて、学びたい人が来るための設定なんだ。

─カレルエフェクトを体験した方の反応は?
今のところ、良い反応しか返ってこない。一度体験し始めると、もっと大きく広がるんじゃないかな。実際体験すると良い驚きがあると思う。カレルエフェクトは音楽コンサートではなく、音楽とサウンドを使ったワークショップという発想。自分が知っている限り、こういうことをやっている人はいないと思う。誰も知らないようなテクノロジーを使ってやっているんだ。

─どうやって演奏しているのですか?
コンピューターを操って即興で演奏するんだ。普通のミュージシャンはどうやってそんなことやるんだ?って思うよね。でもなぜか僕はそれができてしまう(笑)。でも、テクニカルな演奏をできるだけ簡単にできるように、システムはなるべくシンプルにしているよ。

─ATIHワークショップでのサプライズでは、実はiPadで演奏していたと聞いていてビックリしました。
iPadの表面は、実はキーボードよりよっぽど演奏しやすい。指を10本認識してくれるし、鍵盤を物質的に押しているわけではないから、素早く動かしやすい。iPadを持ち上げて、回転させたり、シェイクさせると、音が変わったり、音を曲げたりすることができる。かなり良いインターフェースだよ。これは『ガラスでプレイする』って業界用語にもなっているよ(笑)。

─日本の生活はどうですか?
アメリカより日本のほうが良いね。例えば郵便は時間通りに来るし、物は壊れて来ないし、箱じたい傷がついていない!(笑)大抵翌日に来るのは素晴らしい。アメリカは翌日や週末指定で届けてもらうと、すごくお金がかかるんだ。
アメリカ人は自己中心で、攻撃的で、傲慢で……(延々と・笑)こんな感じでリストが2キロぐらいになりそうなひどい状態で(苦笑)。アメリカではバイブレーションが歪んでいて音楽ができなくなったんだ。
結局、僕は住む国まで変えてしまったんだよ!(笑)

 

クリスの印象は、知的な大人のようでもあり、無邪気な子供のよう。
彼の言葉はどんどん水が溢れるように出てくるのですが、その情報量が半端ない!
誌面の限界もあるので、今回はここまで(^^)

次回はカレルエフェクトの「秘密」(?)についてお届けしたいと思います。
カレルエフェクトを聴くと、どのような変化が起こるのか?
……お楽しみに!

⇒クリスの詳細なプロフィールは前回の記事をご覧下さい。
https://www.el-aura.com/20121020-04/

カレルエフェクト in 東京
日付:2012年11月23日 (金)~11月25日(日)
会場:レンタルスペース スリービー(東京都練馬区関町東1-21-18)
カレルエフェクト in 神戸も決定!詳細は下記をご覧下さい。
http://currelleffect.ishwish.net/
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