人生が変わるきゆるぎライフ PART.2~「運」の法則性~人生は心の構造が決める

私たちは生きているうちにいろんな出来事を体験しますね。
そうした私たちが体験する現実を「運」と呼ぶ人もいますが、もしそこに何らかの法則性があるとしたら、それを知りたくはありませんか?
なぜなら、運、つまり体験する現実を、自分で創り出すことができるからです。

では、それにはいったいどうすればよいのでしょうか?
今日はそんなお話しです。

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私たちは、人生のあらゆる瞬間に選択をしながら進んでいます。

いま何をするべきか、どちらにいくか、どちらを選ぶか、という現実的な選択から、どのように受け取ろう、どのように扱おう、どのように思おう、といった感情を含めた心の選択、また、どんな態度、どんな表情、どんな動きをしよう、という身体的な選択まで、いつも何かを選び続けています。

ですから、人生というのは、そうした複合的な選択の結果なのだと言い変えることもできます。

そこで、人生を意識的に創造していくためには、その選択を意識的に行えばいいということになります。

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ところが、ここで問題なのは、“意識的に”とお伝えした通り、人生を創造している選択のうちのほとんどが、無意識的条件反射で行っているということです。

ことあるごとに、自分が何をするか、どのように感じるか、どのような動きをするかを、意識的に選択し行っている人はほとんどいません。
なんとなく好きだから、楽しいから、楽だから、で選んだり、嫌いだから、つまらないから、イヤだから、で選ばなかったりなど、その時の感情や慣習で選ぶことがほとんどなのではないでしょうか?

でも考えてみると、そうした選択の結果がいま現在の自分なわけですから、もし、いまの現状を変えたいなぁと思ったら、いま無意識的条件反射で選んでいるものを、意識化した選択に変えていけばいいのです。

よく成功法則として用いられる、ポジティブシンキングやアファメーションなどは、そうした無意識的条件反射へ介入するための方法です。
人生を創造している無意識的条件反射のうち、イヤな出来事をつくり出してしまうものに対し、幸せな出来事を創造するための選択をするよう、意識的に書き直しをしているのです。

つまり、人生は「心の構造」が決めているのです。

それではいったい私たちの心の中は、いったいどのような構造になっているのでしょうか?

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私たちの心の中には、この大宇宙から受け継いでいるとても神聖な場所があります。
そこでは、いつもこの地球上すべての存在を、愛し慈しんでいます。
そして、それこそが「本当の自分」であり、自分が魅力的になること、魅力的になって世界の役に立つことを望む心でもあります。

一方、様々な経験によってつくられてしまった「サビ」と呼べる部分もあります。
そこはかつて、満たされなかった、愛されなかったという経験がつくりだした不安や怖れや憎しみの心です。

そうしたサビは、普段は身を潜めているのでなかなか気付きにくいのですが、無意識の中にはびこり、私たちが何かを選択しようとするたびに顔をもたげ、人生に干渉してきます。
その干渉から、選択をしてしまうと、人生を制限してしまい、窮屈になってしまいます。

ですから、人生を飛躍させたり、魅力的になったりするためには、「心のサビ」を落として、「本当の自分」で選択していけばいいのです。

では、サビはどうやったら落とせるのでしょう?

次回は、そんなことをお話ししたいと思います。

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