神さまに導かれ、4か月で人生を劇的に変える~心と身体の引き寄せの法則 ノアの箱舟とパラレルワールドの入口 Vol 44

引き寄せ

そのレストランに入った瞬間、光が溢れてきてとんでもないパワーを感じました。
まばゆい光の光線にやられて、私は尻餅をぺタンとつきました。

こんなにエネルギーや波動が高く、この世界の場所とは思えないようなレストランは初めてでした。
内装は三日月型で、全て木で椅子も机も作られています。
豪華客船のような大きな船のような、私はなぜだか「箱舟ノア」を思い出しました。

箱舟ノアに乗ったこともないのに、なぜだかここはノアだと直感的に感じました。
そのレストランはその建物自体がすごいパワーを発していましたが、何よりも私がパワーを感じたのは、飾られている何枚かの絵画からでした。

絵画といっても大きさは、5メートルはあるものでした。
とても大きな絵画が5枚ほど、レストランに展示されていて、その絵のもつ力に吸い込まれていきそうになりました。

そのパワーに圧倒されながら、ボーとしていると、レストランのスタッフの人が慌てて
「大丈夫ですか? お怪我はありませんか?」と駆け寄ってきました。

 

●ノアの箱舟とパラレルワールドの入口

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「あの絵画の作品は誰の作品なんでしょうか? 絵からすごいパワーを感じるんです」
「あの絵画はあるアーティストの方に特別にオーダーした作品なんです。今、名前が思い出せなくてすみません。でも波動の力を感じる方は確かにみなさんそうお話して下さいますね! どうぞゆっくりと絵画も鑑賞されて下さいね。」

そう言われて、外の景色がよく見える席に通されました。
絵画にばかり目がいっていましたが、外の景色を見て驚きました。
まるで絵画のような世界の庭園が広がっていたのです。

「夢の世界のような場所だ……」
そう心の声が溢れました。
そして、思わず頬っぺたをつねりました。
「夢じゃない……」

私は、長年福岡に住んでいてまた、小さい頃からこの場所に何度も足を運んでいたのにこんなレストランがあることを知りませんでした。

「きっとパラレルワールドが違うんだ。」
思わず出てきた言葉に驚きました。

パラレルワールドなんて、漫画か映画の世界だけだと思っていたのに、ただもうそうとしか思えなかったのです。
ここまでの世界を実際に自分が体感すれば、明らかに´今までの世界にいた私´と´今いる世界の私´は全く違う世界にいるしか思えませんでした。

 

●宇宙空間。磁場の高いこの世界にはないレストラン

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料理がくるまでの間、私はどこまでも広がる庭園を見渡しました。
ここは、どう考えても「現実の世界」ではないと感じました。
全てのエネルギーも波動も磁場を何もかもが高く、ここにいるだけで体温が上昇していくのが分かりました。

するとその瞬間、笑い声がしたので後ろを振り向きました。
それまでこのレストランの内観外観に気をとられていましたが、何組か他のお客様もいました。
ある家族が何組かいましたが、その方々の顔が心の底から満たされていて、お地蔵さまのような感じがしました。

今の世界でこんなに幸せそうに微笑む家族を見たことがない、
ここは何かが違う、感覚も温度も体温も人の笑顔も、全てが「私の知るすべて」とは異なる。

席を思わず立ちあがり、絵画の力に吸い寄せられて歩いていくと、1本の大きな木がレストランの中にはありました。
その木を触れた途端、ビリビリと熱を感じました。
そして頭の中に「ノアの箱舟」の中に私がいる映像が浮かびました。

その瞬間、シェフのマダムが
「ユリちゃん? 料理ができたから熱いうちに食べなさい。きっと色々話したいことがあると思うから、それは食後の珈琲のときに。」
そしてまたマダムは厨房に戻っていきました。

私の席には、美味しそうな色とりどりの料理が置いてありました。
「とりあえず、食べよう!!! いただきます!」

ノアの箱舟の話は確か、幼稚園の時に絵本で見たあの一度キリなのに、今脳裏に浮かぶなんて
「本当に不思議な世界だ」
そう呟きながら飲んだお味噌汁はとても美味しく懐かしい味がしました。

事実は小説よりも奇なり 「Truth is stranger than fiction」 バイロン

上野ユリ

 

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