●ついに事件が起きた! 緊急家族会議
食べきれない分は、こっそりビニール袋に入れて庭に埋めたり、お肉などは愛犬のシンバにこっそりあげたりして過ごしていました。
残したりしたらお母さんが悲しむし、食べられないといわば、怒られるかもしれないし、だからこれでいい、誰も幸せな解決策がグレイなのだと自分に言い聞かせていました。
でも、ある日ついにそれがばれて、家族会議が開かれることになりました。
いつも笑顔のお母さんがとても怒っていました。
「ユリはなぜ食べられないと言わないのか?
私達は、ユリにたくさん笑顔になってほしいからご飯を作っているけど、一番悲しいことは、ご飯を残されることではなく、ユリが自分の意見を言わない事だ!
ご飯を残されれば、ユリはこのぐらいの量しか食べられないのだとこちらも分かるから、次の日から調整できる。でも意見を言わないで大丈夫と言われれば、こちらも同じ量をいつも出すことになる。
ユリがお腹いっぱいで毎日きつくなっているのを私達が喜ぶと思うの? 私たちは、家族なのよ! 自分の気持ちをしっかり話さないと、何も伝わらないよ。
ユリはね、前からグレイが多すぎるの。でも、YES OR NO のどちらでもないグレイ。
それだと私達は、本当の意味でユリを理解できないわ。だから、どんな意見でもはっきりと言っていいの! そのほうがもっともっとお互い楽しい毎日になるわ!」
そう話された時、涙が溢れてきました。
お父さんもお母さんも、娘のモリーも愛犬のシンバもみんな笑って、手を握ってくれた。
その日は涙がたくさん出て、何度も何度も「ありがとう」を伝えました。
イジメが始まってからずっとどこか隠してきた本当の私の声を、この家族は受け止めてくれるのだと思ったら、自分が救われて解放されていく瞬間でした。
●YES OR NOの意見で宇宙に宣言を始める。
またこの時の涙の夜を思い出しながら、私は朝目覚めると泣いていました。
いつの間にか、またグレイな私に戻っていました。
当たり障りのない人間関係を築き、SNSでも当り障りのない言葉を書いていた気がします。
「本当の私」って何だろう!?
「愚痴・文句」の友だちとのお茶会が嫌でも、昔の付き合いだからと行っていました。
本音はもうそんな会に参加するのは嫌なのに、言葉を濁して愛想笑いをしていた私。
起業をしてからも、起業女子のマウンティングの会や心の闇が深すぎたりする人たちや夢よりもお金に囚われている人と繋がるのは嫌なのに、ハッキリとは言えず参加していました。
「……もうそういうのは辞めよう。
たとえ、そんな人たちの縁を切ることで文句を言われたとしても、どうでもいいじゃないか。
オーストラリアの家族が教えてくれた。
YES NOと意見を持たないと、真の私を理解できないと。
そして、きっと本当の私を愛してくれる人はこの世界でたくさんいるはず!
ホストファミリーは話してくれた。いつでも私の事を遠くから見守っているし、家族なのだと。」
もうたくさんの人間関係はいらない。
本当に居心地が良い人、尊敬できる人とだけ繋がろう!
ハッキリと宇宙に宣言しよう!
「愚痴・文句言う人・夢がない人・お金に囚われている人・心の闇がでかい人・マウンティングしてくる人・口だけ偉そうで行動しない人は、大嫌いですっっっ!!! 金輪際、私の前に現れないでください!!!」
大きな声で叫んだ。
そしたらすごくスッキリしました。
この時、まだ宇宙の法則を
私は知らなかったのに、気が付けばいつも宇宙に向かって叫んでいました。
きっともう本当の自分に戻る覚醒が、知らず知らずのうちに始めっていたからだと今では思います。
本当の自分に戻るサインはきっと私の細胞がもう知っていたから。
上野ユリ
【この世界に凛と咲く❁MYブランドを創る12のすゝめかた】
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