神さまに導かれ、4か月で人生を劇的に変える~心と身体の引き寄せの法則「本物を選ぶ力」vol6 ~

まず基本的に大事な「米・出汁・味噌」を変えることが私のスタートでした。
基本的なことさえ、正しい情報を知らなかったのに、
「ダイエットしたい・綺麗になりたい」とそんな欲ばかりもっていた自分に気づかされました。

私はこの宿でもう一度生まれ変わろうとしていました。今まで情報に踊らされ続けていて、
いつの間にか心と身体が狂い、自分自身を見失っていたことに改めて気が付いたのです。

「ユリさん、変わりたいと思ったら人生はいつでもまたスタートができるよ。」
そう女将さんは笑って、語りかけてくれました。

 

●調味料から身体を狂わされる

基本的に大事な米・味噌・出汁の話が終わり、次は調味料のお話が始まりました。
私の調味料事情といえば、正直スーパーマーケットに売っているものを適当に選んでいるのが現状でした。調味料は、いわば魔法のようなものです。
それを料理にかけただけで、魔法のように味が変わり美味しくなる。

女将さんは言いました。
「便利な物には必ず何か理由がある」ということを。
調味料は、それをふりかけただけで美味しくなるというメリットがある代わりに、当然色々なものが含まれています。
昔の人は、調味料は味噌・醤油・油・お酒そんなものしかありませんでした。
でも今は、ふりかけ・ドレッシング・ソース・ケチャップ・油にしてもオリーブ油・ごま油など本当にたくさんの調味料がスーパーには並んでいます。
食事の進化が、調味料の進化を加速させたといっても過言ではありません。

そして生活習慣の変化があると思います。とにかく現代人は時間に追われるようになりました。
そんな中、調味料というのはいわばスーパーマンのような存在です。

ふりかけをかければ、白ご飯を嫌いな子どもは食べることができる。
野菜が嫌いな人でも、ドレッシングをかけることでおいしく食べられる。
調味料というのは、かけただけで食事の味が激変する。そんな魔法のようなものに隠された裏の情報なんて私は知る由もなかったのです。

調味料はそれをかけただけで、味を変えることができるから様々な添加物や化学調味料が含まれています。
だからその成分をきちんと読み取ることができなければ、当然身体の中に化学調味料がたくさん入ってくることになります。

私の身体はまさにそんな状態の身体になっていました。
「日本にあるものは全て品質が良い」と思い込んで、スーパーで何も考えず、調べず選んでいました。
でも、女将さんから言われて初めてその事実に気が付いたのです。

女将さんのサラダはシンプルに「塩・油」だけをかけていました。
「本当は何もかけないほうがいいのだけど、ユリさんは調味料になれているから
それじゃ食べられないでしょう?」

女将さんの言う通りでした。調味料になれきっている私には生のサラダをたくさんの量を食べるということができなくなってしまっていたのです。

 

●たくさんのモノから質が良いものを選ぶ力

毎日の食事で野菜はとっていたけれど、そこに調味料をドバドバとかけていたらその食材の良さを殺していたことにもなったのです。