無意識と仲良くなって、素敵にムテキな女になる方法Ｐａｒｔ. 4 〜潜在意識を活用しよう〜

ボンジュール！　潜在意識活用コンシェルジュ　ド　ラタイヤード陽子です。

前回、意識のアンテナを立てましたね。その後から今日までの間に何かシンクロや引き寄せを感じましたか？　日常の些細なことでよいのです。

例えば、赤ちゃんがほしいなと思えば街中を妊婦さんが歩いているように見えたり、あの車がほしいなと思えばほしい車種ばかりが街を走っているように見えたりしますよね。潜在意識とコンタクト（内なる感情）しているとそれらに気づきやすくなって行きますので、トレーニングのつもりでやってみましょう。

これまでに経験した様々な出来事、それにまつわる感情。その事が本当に「ありたい」自分を教えてくれています。

出逢う人や物事は、必要があって目にしています。例えそれが期待するものと違ったとしても『あなたに対して』起こったのではなく、『あなたのために』起こっているのだとしたら、あなたは、何をチョイスしますか？　それらを受けとめられるようになると、出来事に良いも悪いも無い事がわかります。それは感情を感じないようにすることとは違います。そして、経験させていただいたことに感謝が沸いてくるのです。

《フランス流潜在意識活用》

わたしが現在暮らしているフランスで、日本と大きく異なることは、間違えること、失敗する事がいけないことではない。ということです。そして誰もが他人に寛容です。それが何よりも成熟を表す必要な教養であり、大人の態度であると子供ころから周りの反応を通して身についているからです。そして、彼らが大人になったときそれは自然に繰り返されるわけです。

フランスにいて時々感じる私は、楽しくないのに、笑顔をつくり、残念なのに、平気な振りをしていたり。
相手の反応を見て、自分の本当の気持ちを出していないことに気づいたりします。

彼らフランス人は、面白くなければはっきりと表情に出し、意見が食い違えば、議論する。
言葉では聞いていたことでも、実際目の当たりにすると驚きます。

すべて『やってはいけないこと』だと深い部分で思っていた自分に気づくのです。
ナチュラルに生きることは、イコール人に迷惑をかけることではないのだと。
本当は　誰も誰かのことを期待することはできないのに、正しくあるべき、立派であろうなど、それらがどれだけの価値があるのかと思うほど、ここではみな自分の気持に忠実です。

人間であるならば間違いや失敗は当然のことであり、それぞれの感じたことを表現することに罪悪感はありません。

その上、誰もが初対面の人とも語り合えるほど許容性が高いことには驚きます。それは、何よりも自分の感覚を信頼し、人生を歩んでいるからです。そのために必要な自分自身を満足させる方法も知っています。もっとも大事にしているのはご存知の通りバカンス。年間５週間の休息を取り、めいっぱいそれを楽しむのです。どこか遠くへ行くということではなく、国内で家族との時間を大切に、何の目的もなくただただ好きなように過ごす、自然の中を散策したり食事を語らいながらゆっくりと今このときを楽しむ。時間のゆとりが心のゆとりにも繋がっているわけです。人は忙しいとき心を亡くすわけですよね。

そして、このように自分に満足している人は、人に与えることができます。コップの水をイメージしていただけるとわかりやすいと思いますが、水がいっぱいになりあふれて出て初めて他へと与えられる。と言うことです。
するべきだからと言うことで、与えられても人は喜びません。むしろ義理やしがらみを強く感じてしまうでしょう。お返しをしなければいけないのかなど、心が休まらない。

以前、アフリカ出身の友人が家に招いてくれたとき、家族から代々引き継がれているクスクスをふるまってくれました。そのときに次はわたしが招く番ね。というと、彼女は『あなたがしたいと思ったら、そうすればいいの。あなたがそうしたくないなら、しなくていいのよ。』と言ったのです。