「偽ポジティブ」では幸せになれない 〜占い師リルの愛され自己啓発~

自分に起こった物事が「いやなこと」「ツイてないこと」と思うものであったときにも、その物事から積極的に【成長できる側面】を見つけたり、【自分にとっての良い面】を探して向き合うことはあなたの人生を大きく変えます。

Trinity読者の皆様、こんにちは。女性専用占いサロンfem代表のリルです。

 

【ポジティブでいること】は
開運においてとても重要なことのひとつです。

自分に起こった物事が「いやなこと」「ツイてないこと」と思うものであったときにも、その物事から積極的に【成長できる側面】を見つけたり、【自分にとっての良い面】を探して向き合うことはあなたの人生を大きく変えます。

なぜなら、ものの見方を変えることで行動が前向きで建設的なものになれば、おのずと未来は変わって来るものだから……です。

しかし、「ポジティブでいよう」とするとき、その意味を間違って受け止めている人が多いことも事実のようです。

 

【ポジティブに考える】というのは、決して
【嫌なこと・不本意なことにフタをすること】ではありません。

いやなことに無理矢理良い理由を付け、自分を騙しながら納得することは、ポジティブな思考とは言わないのです。

嫌な現実をそのまま受け入れた上で、どんな些細なことでも、【本当のプラス面】を探すことがポジティブであることなのであり、なんとかして臭いものにフタをすることがポジティブなのではありません。

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たとえば、私がずっと昔の学生時代に家庭教師をしていたとき、高校受験で希望校を落としてしまった生徒が2人いました。

1人は、「あんな学校、きっと良いところじゃない。」という理由を沢山探し、【価値のない学校だから落ちても良かったんだ】と思いこもうとしているようでした。
これは偽物のポジティブです。
過去に執着せず、「これで良かったんだ。」という結論に向かうことは大切ですが、未来への希望や建設的な部分が抜け落ちてしまっています。

一方、もう1人は、思っていたレベルに達していなかった自分に深いショックを受けていましたが、自分が進学することになった高校のことをいろいろと調べ、その高校が大学受験の際に有名塾なみの手厚いサポートを行っていることを知りました。そして、「この学校のシステムを使って、大学受験では必ず希望校に入る!」と熱い決意を固め、入学したのです。
つまりこちらが本当の意味での【ポジティブな思考】です。

本当のポジティブ思考とは、現状の痛みや辛さ、デメリットなどを全部ありのままに受け止める強さから生まれます。
「臭いものにフタ……」は避け、本当の強さに目覚めましょう。
予定していた以上の幸せな未来が待っています。

 

【今日からの開運アクション】

自分を否定しすぎないことが、現実をありのままに受け止める鍵。
愛情を持って自分と向き合い、自分を「許す心」を大切にしましょう。

 

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