Ⅵ宇宙の法則~身体・心・魂を健やかにする食事~フード(風土)ヒーリング!

美味しいと言う感動が、心を安定にして、健康度、幸福度も高めてくれます。

前回は、「食べられない」と言う我慢に対しての、自分自身の心の葛藤の問題について触れました。
禁断症状については、有難い事であり、どんどん出せばいい事、人には、自然治癒力、ホメオスタシスという恒常性維持機能があり、自分では知らずに健康になろうと働いてくれているプログラミングがある事、臓器と感情が繋がっている事を知りました。

 

~学んで初めて知る事の面白さ~宇宙の法則~無双原理

勉強嫌いな私が、初めて知った学ぶことの楽しさです。

こんなひどい病気になったのは、今までの食べ方、生き方に原因があり、今までの人生を悔改めること→食い改めることで、良くない食べ方をしてきた「ツケ」を消すことが、病気を治す最善の道だと思ったのです。もう絶対自分は、この道の人体実験者だと自負して、食べ物で何処まで変化を起こすのか、知ろうと思い、マクロビオティック療法をすることに決心し、西洋医学の薬・サプリを全て中止しました。

そして学びです。寝てばかりいますから、陰陽論、宇宙の法則をトコトン読みあさり、桜沢如一氏の本から、その関連、料理の本まで読みかえしながらの実践です。

初めは、「胃腸が整っていないから白ご飯に麦を入れて食べてから慣らしていきましょう」と言われ、これは昔食べて、まずかった記憶(母が病気治しに自然食を始めた)がありましたが、頂いた本の通りに炊くと美味しいのです。その秘密は、海の塩をほんの少し加えることでした。たったこれだけの事で!! と驚くのです。

本物の理論を知らずに、自然食をすると、薬のように一時的しのぎになり、病気が治ったらまた普通に戻ってしまいます。そして再び別の病気を作のですね。
本物は、健康を創るのです。

宇宙の法則・秩序に巡り合えた事は、私にとってとてもラッキーな事でした。宇宙の絶対法則という羅針盤を片手に、無双原理・魔法の眼鏡をかけて世の中を見ることが、とても面白く愉快でしたから。

ただお伝えする立場に立った時の責任として、学びを続けて深めて行こうと決心していたので、私の学びは尽きることがありませんでした。

春に伊藤慶二先生と出会い、それは、息子が小学校に上がる年でした。入学式には出席出来ず主人が行きました。私はベッドから手を振り送りました。秋になり、ようやく玄米ご飯が食べられるようになり、おかずも少しずつ作るようになりました。

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しかし、まずい! 何ともおいしくない! 美味しくないから、たくさん食べられない。
「おかぁ~の作るのは、泥臭い」と息子に言われて、本の通りだから間違っていないと、無理やり食べさせていました。その泥臭いのも、後の料理教室で理由がわかるのですが、実際に習わないと解らない事って世の中いっぱいありますよね。

病気治しにおかずは、少量でいいのですが、家族が可愛そうだし、自分もせっかく作るのだから美味しいねと言ってもらいたい気持ちで、電車で片道3時間かけて札幌へ料理と理論を学びに行きました。春に食事療法を始めてから、1年後の事でした。

(次ページへ続く)