ココロセラピストが久々に語る!?『エナジーヴァンパイア』とは?~ヴァンパイアは増殖し続ける~

エナジーヴァンパイア

 

もはや死語? エナジーヴァンパイア

 

久々に思い出した言葉、エナジーヴァンパイア。僕は勝手にエナヴァンと略して呼んでいます。でも、僕以外誰もそういうふうに呼んでいないようです。スピ界隈の方々も、普通に略さずに呼んでいるのか気になる今日この頃です。

 

ところでエナジーヴァンパイアってご存じですか。知らない人もいるかもしれないので、かるく説明しておきますね。学術用語ではないので、きちんとした定義はわからないですが、人のエネルギーを吸い取るというか、気力、体力を奪うというか、そういう人の事です。

 

一般的にいうヴァンパイアとの違いは、血を吸わないことですね。そして妖怪や魔物の類ではないということ。エナジーヴァンパイアは人間なので(※動物にも存在するかは不明)、倒してしまう刑法触れてしまう危険性が高いです。要するに、ゲームや漫画みたいに暴力的に倒したり封印したりすることはできません。

 

まぁ、それって嫌なヤツに変なレッテルを貼ってるだけじゃんと言われれば、それまでですが……。今風にいうならハラスメント、スピハラに該当するかもしれないです。

 

くれぐれも、「コイツ……エナジーヴァンパイアか!?」と思っても、露骨に声に出さないでくださいね。たとえばニンニク臭い人に遭遇して「くさいよ……」って本人に言ったら、ほぼ確実にトラブルに発展するでしょ。論破して合法的に勝てば良いとか、そういう問題じゃないですよね。

 

人間だもの。

 

対処法というよりも、先に知っておいて欲しいことがあります。それは現実を受け入れること。人間は社会性の動物です。なので基本的に独りで生きていくことはできません。

 

僕はインドア派なので部屋にこもっているのが好きですが、流石にずっと引きこもっていられるわけではありません。

 

エナジーヴァンパイアに限ったことではないのですが、僕たちは人として生きている以上、人間と関りを完全に断つことはできないといっても過言ではありません。

 

学校だって、職場だって、もしくは家族や親類の中だって、必ずしもみんなが意気投合して仲良しってわけにはいかないんです。

もしかしたら、その中で、自分にとってのエナジーヴァンパイアに該当する人物が身近にいる可能性は非常に高いです。

 

ウォーキングデッド。

 

ちょっとヴァンパイアから逸れますが、先日『ウォーキングデッド』というアメコミを入手したんです。これがまた面白くてお勧めなんです。まだ読み終わってないけど。

 

これ、ゾンビの話なんです。主人公は人間なのですが、世界のいたるところにゾンビがいて、犬も歩けば棒に当たる的な感じで、ゾンビに出くわしてしまうんです。当然、関わって良いことはありません。

 

それでも、主人公たちは生きていかなければならないので、そんな世界を受け入れつつ、未来を信じて生きようと奮闘するって話です。解釈が違ってたらすみません。

 

現実を受け入れつつ、折り合いをつけろ。

 

なんとかく人は、自分の事は正しいって思ってますよね。じゃないとアイデンティティが崩壊してしまう危険性があるから、根拠のない自己肯定感はある種本能なのかもしれません。

 

でも、じゃあ、自分は常に品行方正であり、正義の味方かと問われると決してそんなことはないんです。もしかすると、気づいていないだけで他人様に迷惑をたくさんかけているかもしれないです。

 

僕は決して、他人に迷惑をかけちゃいけないって言ってるんじゃないんです。わざと迷惑をかけて喜んでいる人は論外ですが、結果的に迷惑をかけちゃうのは、ある程度仕方がないのかなって思っています。なんでかっていうと、そういうのってお互い様でしょって話なんです。

 

エナジーヴァンパイアにがどうとかいう以前に、人間も完全体ではないんです。完璧なる存在でもなんてもない未熟な存在なんです。

 

だから、欲に負けることもあるだろうし、計算が間違っていることだってある。相手の思考や気持ちを理解できないこともあるし、自分自身のことだって、実際のところよくわからない。それが人というものだと思うんですね。

 

僕の中でエナジーヴァンパイアって言うのは、少なくとも自分にとって度が過ぎていて、あからさまに相性が合わなくて、自分の心身のパワーをガリガリと削ってくる人を指しています。

 

単純に考えればエナジーヴァンパイアは敵であり、駆逐する必要性のある悪の存在と思ってしまうかもしれません。でも、それって自分の視点の話なんです。

 

もしかすると、他の人にとっては良い人かもしれないし、パワーを与えてくれる人かもしれませんよね。さらに、自分を真面目な良いヤツだと思っていても、実は周囲の人を不快にしたり、振り回したりしている可能性だってあるわけなんですよ。自覚がなかったとしても。

 

今日論を言えば誰かに、「うわぁ、エナジーヴァンパイアだ……」って思われている可能性だってゼロとは言い切れないんです。

 

もしかすると、正論を話しても、正しいと思った行動をとっても、結果的にその言動が正しかったとしても、タイミングの問題で、それが受け入れられなかった場合は、自分が駆逐されてしまう対象になることだってあり得るんです。必要悪って言葉があるけど、やっぱり悪なので正義側に駆逐されやすいですよね。

 

だから、なかよくしなさい……なんていわないからね。

 

僕の好きな言葉の中に「我以外皆師」という言葉があります。どういうことかっていうと、反面教師的存在も含めて、少しは何かしら学びがあるということがあるということです。

 

あまりプラスにはならないかもしれませんが、戦い方、逃げ方、防御の仕方、攻撃パターンの把握、などなど、何かしら学べるんですね。

 

ただ、いつまでも関り続けろってことじゃないし、当然、仲良くしなさいなんてキレイごとを言う気もありません。

 

危険だ、ということを学んだから、自分がそんな状況下でどう生き抜くかを考えるきっかけにしてください。そうすれば、免疫もつくかもしれないし、次から同様のエナジーヴァンパイアに遭遇しても、動じ過ぎることなく冷静対処してピンチを脱することができるかもしれません。

 

自分自身が周囲のエネルギーを吸い取りすぎないように配慮しつつ、エナジーヴァンパイアの影響をダイレクトに受けて屈してしまうことなく、空気を読み、自分の知力やスキルを信じて生き延びてください。

 

 

 

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