僕を信じてくれてありがとう。
信じあう心。大切ですよね。これは誰もが感じていることだと思います。自分がだれかを信じられると嬉しい気持ちになります。誰かに信じてもらえても同様に嬉しくなります。
僕は寂しがり屋なので、特に信じてもらえるとものすごく嬉しいです。なので、いつも僕の記事を真剣に読んでくださって信じてくださっているあなたには心から感謝しています。
でも、特に強調して信じて欲しいことがひとつだけあります。これは今の時代を生き抜くうえでとても大切なことだと思います。
それは、鵜呑みにしないこと。
自分なりに熟考すること。
自分でその情報を信じるに値するかどうか決めること。
これは僕の発信する情報だけに留まりません。情報の信憑性って判断が難しいんです。
僕も、もっともらしいことばかり言っていますが、それが万人に通用する話かと言われれば、決してそうではありません。読み方によって解釈も異なってくると思います。そして、無責任になるつもりはありませんし、自分なりに考えて発言しているつもりではありますが、情報って何をどう解釈して何処まで信じるかというのは最終的には自分自身だよなと思うのです。
持論を押し付けるのはお勧めしないし、他人の意見のマウントを取って喜ぶのもお勧めはできません。世界中にはありとあらゆる情報が日々流れてきます。だからこそ、自分なりに導き出した答え、意見を持ってもらいたいと思っています。
スピリチュアルな存在について。
神様とか精霊とか妖精とか天使とか。そういうものが存在するかどうかは僕にはわかりません。でも、僕は神様はきっといると思っています。それは人間の姿とは限らないかもしれませんし、そもそも人間とコミュニケーションすることが可能なのかどうかもわかりません。
仮に神様、天使などがよい存在だとします。そこで疑問なのですが「誰にとってよい存在なのか？」と思いますよね。
人間の価値について。
これって人間でも同じことが言えるんです。
「うちの子、本当に良い子なんです」という場合を想像してみてください。
そもそも「良い子」の定義って何ですか、という話なんです。お手伝いをするから良い子なのか。ではお手伝いをしなくなったら良い子ではなくなるのか。自主的にお手伝いをしてくれたら良い子かもしれませんが、ちょっと嫌々でもお手伝いをしてくれれば良い子なのか。勉強ができるから良い子なのか。勉強ができないとダメな子なのか。
アバウトなスピリチュアル概念。
スピリチュアルな存在について議論するのも楽しいのですが、人間の例でもわかるように、世の中ってアバウトなんです。
なので、僕はスピリチュアルな存在を信じていますが、特定の姿や名前がある存在に限定されるとは思っていません。
でも必ずしも不定形な存在とも思っていません。どっちもいるかもしれないし、いないかもしれません。
そんなものなんです。
漠然としたものを僕たちは信じたりしているんですね。
それはそれで決して悪いことじゃないし、楽しかったり、救われた気持ちになれるなら良いことだと思います。
ただ、どちらかといえば、マナーの方が大事なんです。
「サンタクロースの存在を信じてるの？ ヤバくない？」とか、そういうのは相手を傷つけるだけですよね。それに、その人にとってのサンタクロースは日本人かもしれないし、身内かもしれません。別に赤い服を着たお爺さんが赤鼻のトナカイに乗ってくる必要性はまったくないんですね。その人にとってサンタクロースだと信じるに値する何かがあれば、それで良いと思うんです。
一方で「前世での悪行が今の貴方を苦しめているんですよ」とか「地獄に落ちたくなければ壺を買いなさい」とか、そういう脅しめいたものもマナー違反だと思います。
信じ方について。
何を信じて何を信じなくても良いです。無理に共感する必要もありません。同時に無理に自分の価値観や考えを押し付けるのも程々が良いと思います。
僕自身、意見を断言するように言い切ることも多いです。でも、僕がそう考えているというだけの話で、それは必ずしも鵜呑みにしなくても大丈夫です。自分自身が何かを考えるきっかけになってくれて、少しでもそれが結果的にあなたの役に立ってくれれば嬉しいです。
余談ですが、僕は『引き寄せの法則』を信じています。
でも、何かの本に書いてあることを100％信じているわけではありません。また、霊的な存在が語りかけてくれるという感じで信じているわけでもありません。
でも、個人的に「うわー。なんか、引き寄せちゃったよ。ラッキー」と思えるこの感覚が好きなんですよ。引き寄せるに至ったエビデンスを検証して証明せよ的な楽しみ方はしてないんですね。
僕は都市伝説や陰謀論も大好きです。
でも、都市伝説であり陰謀論だから好きなのであって、それらのすべてが事実だとは思っていないし、真実が紛れていてもおかしくないとも思っています。特定の著者やYoutuberが言っていることは全部信じる、ということでもありません。
会社もそうですよね。よく「こんなに会社に尽くしてきたのに、なんなんだこの俺に対する仕打ちは……」と思うことって結構ありませんか。ありますよね。
会社を信じて頑張ってきたから、会社が自分に感謝してくれて、見返りをくれて、困ったときには当然っ助けてくれる。
そんなの当然だ、なんて思っていませんか。だとしたらそれは危険です。
自分が信じられる会社に入るのはいいですが、妄信は危険です。だって会社って基本的に人がたくさんいますよね。そうすると、上司たちだって、いろいろな考えや価値観があるんです。
誰の部下になるかで人生変わりますよね。本当にいい会社なら、管理職が変な人でも、その上の人が助けてくれるかもしれません。でも逆もあるかもしれません。あまり優秀じゃないトップを平社員たちが一生懸命助けてくれているかもしれません。
仕事に対して悲観的になれということではなくて、妄信しない方が良いということです。
さっきも話しましたが僕は都市伝説が好きです。
子供の頃は口裂け女の話が大好きでした。でも、信じすぎて、夜に外を歩くのが怖くなりました。狼男も信じすぎて満月の夜にひとりで出歩けませんでした。興味を持つのはいいけれど、怯えすぎると自分の生活に支障が出てくるという。
よくよく考えると、口裂け女はいるかもしれないけれど、狼男は外国の妖怪だから日本にはいないよな、という考えに辿り着いてからは狼男は怖くなくなりました。ちょっと自分で笑える話です。
もっともらしい情報。
説得力のある情報。
著名人が言っている情報。
巷には本当にいろいろな情報が溢れています。
そんな情報の中で、どの情報を信じて有効活用するか。
そんなことを考えながら、面白い話でも浮かんで来たら、僕にこっそり教えてください。
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