ココロセラピストが語る! 春になると変な人が増える? ~もしかして、それは僕自身かもしれない~

変な人

春ですね。

春ですね。桜がとてもキレイです。仕事に行くときは爽やかな気持ちになり、家に帰るときは夜桜の神秘性に癒される今日この頃です。

春と言えば新年度。学生は進級、進学。社会人は新入社員が入ってくる季節。希望と不安が混在しながらも、新鮮な気持ちで一年を頑張ろうと思える季節。

 

春は変な人が多い?

初々しい気持ちで、気合も充分、と言いたいところですが、ちょっと待ってください。春って変な人が増えるって聞いたことありませんか。

といっても、何を基準に変な人というのか定義が曖昧ではありますが。アバウトで恐縮ですが、非日常的な感じのする人、という感じでしょうか。だとすると、僕自身なんとなく腑に落ちる気がします。

春は眠くなったりボーっとしてる人って、確かに多い気がします。花粉症で悩まされている人が多いのも、春以外の季節で考えると春特有な感じもします。非日常的な人が多いですよね。
ちなみに、眠い人や花粉症の人を変人、変質者扱いしたいわけではありません。不思議でも何でもありません。

 

あ、僕もなんか変だぞ。

僕は……あ、変だ。近頃、疲れが抜けない気がします。さらに記憶力が低下している気もします。凡ミスも増えました。メガネを忘れて仕事に行ってしまったり。人の名前がパッとでなくなったり。気力がないわけではないし、希望を失っているわけでも何でもないけれどエネルギー不足が否めない感じがするんです。たぶん、周囲から見たらボーっとした人に見えているか、空回りしている謎の人に映っているだろうと思います。自己評価を下げているわけではなくて、周囲に迷惑をかけていなければいいなって思ってます。

 

ちょっと、謎が解けた気がする。

これはあくまでも僕の仮説ですからね。信じたい人だけ信じてください。これって、もしかして3月の影響じゃないかって思うんです。三月って、どんな月かっていうと年度末ですよね。学生も社会人も、この時期は良いんだか悪いんだか、何故か忙しくありませんか。目まぐるしい季節というか。
そんな中で、その年度が強制リセットされてしまうんです。そして4月になると強制的に再起動されてしまうんですね。

勉強や仕事が滅茶苦茶忙しくて疲れが言えないまま、新しい刺激がたくさんやってくるのが4月なんですよ。

若い人やパワーがある人は、気合で乗り切れるのかもしれません。未知なるワクワクの可能性も多々ありますからね。

ただ人生をある程度繰り返すと、大体パターンが見えてきてしまう(という幻想に支配される?)。そうすると、気合と根性で乗り切った年度末の疲れが言えないまま、大きな感動もなくなった新年度の強制スタートに突入してしまうんですね。

 

春遠からじ?

なんというか、自分なりに精一杯頑張って生きてはいるけれど、自分がいなくても春は必ずやってくる。

冬来たりなば春遠からじ。こういえば、自分の人生の中にもきっと春が来るという前向きな気持ちになれるかもしれません。でも、弱っていると「自分の存在ってあまり世界にとって関係ないよね」と思えてしまったりもするんですね。

という話を聞いて、鵜呑みにしないでくださいね。悲観的になってしまうから。なら、そんなこと最初から言わないでっくださいって感じですね。ただ自分が感じているリアルな感情を伝えた方が、臨場感があると思った次第です。

ただ、なんとなく新年度が強制スタートされて、疲れている自分がいるなと。とすると、もしかしたら僕と同様の症状の人がいるかもしれないなって思いました。

この時期を乗り切ると、今度は『五月病』の季節がやってきます。その予防も大事ですが、強制スタートで不具合を起こさないように、お互いにいたわりの心をもって生活しましょうね。

 

レゾンデートル。

真面目な話をすると、自分という人間が存在しなくても、明日はやってくるんです。もっというと地球が滅びても明日はやってくるんです。自分がいなくても学校も会社も消えてなくなったりはしません。どんなに自分を重要視したところで、いなきゃいないで、世界は回るんです。

じゃあ、自分という存在は無価値なのか。大事なのはここなんです。無価値じゃないですからね。僕も、あなたも。誰かに必要とされるとか、そこはひとまず置いておくとしましょう。自分の存在価値は自分で認めてあげましょう。別に世界を自力で大きく変える必要なんてないんですから。ちっぽけな存在で良いんですよ。

なんか、無駄なサービス残業に時間を奪われて、心身が摩耗していく季節だなって思える人もいることでしょう。それって誰得なんだろう。一部の特定の誰かが喜ぶだけじゃないかって思う気持ちもよくわかります。確かにそうなのかもしれません。

でも、それはそれ。どうしても辛ければ、辛いと言えばいいし、泣いていいと思います。逃げても良いと思います。でも、自分の存在を否定したくなったり、無価値になったりする必要はまったくないんです。

 

とにかく休もうよ。

忙しくて少しも休めない季節なのも事実です。でも、それが永遠に続くわけではありません。万年ブラックなところも確かにあるけれど。

仮にそうだとしても、とにかく自分の時間を大事にしましょう。無理して大きなアクションを取りましょうということではないです。たとえば、睡眠時間が削られていても、睡眠時間の一分一秒を大事にして感謝して布団に入ってみてください。食事も、一口一口に全集中して、よく噛んで味わって食べてみてください。ものすごく、ありがたみを感じますよ。

少しでも余裕があれば、怠けても良いから開き直って一日寝てみてください。誰かと比較して負けた気がするとか、置いて行かれる気がするとか言わなくていいです。

一分一秒を大事にしつつ、時には大きく開き直って休んでみる。恨まれない程度に。

回復不能なまで自分を追いやってしまっては未来は開けません。しかし気力と体力が少しずつでも回復していけば、人生のチャンスをきっと掴むことができるし、もっともっと輝くことが出来ると僕は信じています。

 

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