ココロセラピストが語る! 布団に入ったらビックリ!? 眠気と揺れと……。 ~久々の地震でいろいろと~

地震

最近311の話題をしたばかりでした。

3月になると考えるのがホワイトデーと311かもしれません。もしかしたら、卒業シーズンを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。

そんなわけで先日311の事を思い出し、改めて考え直してみたばかりです。震災は二次被害者、三次被害者を考えたら信じられないくらいの方々がお辛い思いをしたのではないかと思います。

そんな中で、困難を乗り越えて生き抜いた人、運良く助かった人は自分を選ばれし者だと勘違いして傲慢になることなく、謙虚な気持ちで教訓を次世代に伝えて欲しいと思います。

 

本当に眠くて。

疲れがたまっているのか季節的なものなのか、僕は眠くて布団の中でウトウトしていました。最近はずっと眠いので、仕事は好きですが、できれば一日中寝ていたいなんて思っていました。だからといって仕事をサボるつもりは毛頭なく、動き出したら楽しくて集中してしまうんですが。

眠くて意識が現実と夢の中間くらいの位置に来かかったころでしょうか。急に身体が小刻みに動き出したような気がしました。

最近、寝ていると急に動悸がしてきたり、変な緊張感が出てきたりすることがあったんです。プライベートも仕事もそれなりに満足しているので、もしかしたら食生活に問題でもあるのかな、なんて思いながら、微妙に塩分を減らす意識をしながら今日に至っています。

眠いし、身体が微妙に小刻みに動いているし「また、例のアレか……。眠いのに、これじゃ眠れない。でも、眠い……」なんて、心の中でブーブー言っていました。

寝ぼけていたせいもあり、それが最近の自分の健康状態とは関係なく地震だったと気づくまでにはしばらく時間がかかりました。次第に揺れは大きくなり、明らかに地震だと認識できるようになったころには、思い出したくもない懐かしい感じが蘇ってきました。
寝ぼけながらも「もしかして、これって311レベルの地震が起きてる……?」と思いました。

 

それでも眠い。

揺れは長く感じられました。そしてスマホのアラームが鳴り出しました(2022.03.16.23.34)。宮城、福島周辺で最大震度6とのことでした。ちなみに311の時の最大震度は7だったようです。

アラームが鳴っていても眠いものは眠いので、結局布団の中でウトウトしていました。幸いにも崩れ落ちてくるようなものは周囲にないし、布団の中にいればなおのこと安全ということもあって、数分後には、案の定、本格的に眠ってしまいました。

危機感がないわけではないと自分では思っているのですが、やっぱり睡魔には適わないんだなとも思いました。危機が迫っていても睡魔に勝てないというのは、地震も怖いのですが、違った意味で怖いなと勉強になりました。とはいえ、もしかしたら変に地震慣れしてしまった影響もあるかもしれません。日本は地震が多いですからね。

とはいえ、一方で例の大震災を思い出してフラッシュバックしてしまい、恐怖が襲ってきた方も多いのではないでしょうか。寝ぼけていたとはいえ311レベルかもしれないと思えたほどですから。
特に震源地周辺に住んでいらっしゃる方はさぞ怖かったであろうと思います。

 

考えてみれば311を知らない人もいるんだよな。

朝になると夜のことがまるでなかったかのように世間は日常に戻っていきました。特に大きな話題にもなっていなかったように感じます。多くの方が寝室にいたであろう時間に地震が起きたからだったからかもしれません。もしかしたら僕同様、睡魔と闘って寝ぼけていたり、あるいは思いっきり寝ていて気づかなかった人もいるかもしれません。これが昼間だったら、もっと大問題になっていたかもしれませんね。

そんなわけで、大きな話題にもならなかったわけですが(震源地じゃないからかもしれませんが)、よくよく考えてみたら今の小学生の多くは一桁の年齢なので、2011年には生まれていかかったということですよね。

フラッシュバックもイヤですが、もしかしたら子供たちにとっては今回の地震が人生初の大地震かもしれません。揺れで目が覚めてしまった子は特に、これがトラウマにならないことを祈るばかりです。

 

結局同じ話の切り返しにはなりますが大事です。

おそらくこれも、良いのか悪いのか、陰謀論や都市伝説的な話が出てくると思うんですね。それはそれとして、そっちにフォーカスするのも悪いとは言いませんが、いざというときに自分や大切な仲間を守れる知識や、自分や仲間を大切に想う気持ちにフォーカスしてくれたらと思います。

僕は陰謀論も都市伝説も好きなんですよ。でも自分の中でこだわりがあるんです。それは誰かを傷つけないこと。差別につなげないこと。自分が無事、もしくは何の影響も受けなかったからといって、変な選民意識を持たないこと。これは、この記事を読んでくださっているあなたにも是非意識して欲しいです。

不安を煽るつもりはありませんが、311の時はしばらく地震が続いたと記憶しています。そのたびに「また地震か……」なんて微妙に地震ストレスになっていたかもしれません。

今回は大きな話題にこそなっていませんが、不安に押しつぶされない程度に危機意識や防災意識は持っていた方が良いです。備えあれば憂いなしですから。また、今回の地震で心の傷が痛み出してしまったら、ぜひ信頼できる人に話を聴いてもらってくださいね。

 

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