何故か雪の中で快適?
雪が降っていました。本格的に降っていました。地面は既に雪に覆われていました。僕は傘もささず歩いていました。
すごい雪だな、と思いましたが、肌寒さは感じるのですが、不思議とほどほどの心地よさを感じていました。
はい。申し訳ありません。唐突に変な話をしましたが、これ、さっき見た夢の話です。
肌寒かったのは布団をちゃんと被っていなかったから、のようです。
でも、それなりにぐっすり眠れて、とてもしあわせです。
いつも悪夢でうなされるけれど。
僕は夢を見る頻度が高く、信じてもらえないくらいリアルで一定期間記憶に残っています。
そのほとんどが悪夢です。悪夢の対処法は過去に何度かとりあげたので、ここでは省略します。
それはそれとして、今日は久々に心地よい目覚めでした。決して良い夢ではなかったですが満足です。
ここで、何故、満足する睡眠ができたのかを自分なりに考えてみました。
睡眠欲求は三大欲求のひとつです。
なので、それが満たされると、本当にQOLが上がったような気分になれるんですよね。すばらしいです。
ドジ話になりますが、実は昨夜の僕はちゃんとシフトを見ていませんでした。夜に、ある人からたまたまLINEが来て、その時にどうやら翌日は休みだったということが発覚しました。
もし、その方が教えて下さらなかったら僕は間違って仕事に向かっていたことでしょう。まぁ、ネタですみますが。
これは純粋な気持ちですが特に予定がなければ仕事するの好きなんですよ。
仕事って何かしら学びがあるから自己成長につながるし、お金も貰えるし。
ただしブラックなら話は別です。
仕事が急になくなったので、ここで気分が一転です。
仕事は好きと言いましたが、それはそれとして、「朝寝坊ができる!」と思ったんです。
朝寝坊って、なんとなく贅沢ですよね。朝早く起きる必要がないわけですから。
しかもプライベートにも急ぎ案件は特になかったのでなおさら。
三大欲求すごい。
三大欲求は「食欲」、「睡眠欲」、「性欲」と言われていますよね。ちなみに最後の箇所は「排泄欲」という人もいます。だって、トイレを我慢してるときって本当につらいし、トイレに行けた時のスッキリ感って他人に言うことはないけど、計り知れないじゃないですか。他にも色々な説がありますので、そんなに難しく考えなくて良いと思います。
どちらかといえば学校で強調されるのは『マズローの五段階欲求』だし。そんな小さなことでマウントを取る必要はないので軽く聞き流してください。
何の話をしていたかというと三大欲求でしたね。例えばですが、食欲。「食べ放題」って楽しいじゃないですか。食べ過ぎは健康に悪いとか問題もありますが。
睡眠欲もそんな感じですよね。「寝放題」。「え、まだ寝てていいの!?」というこの解放感がたまりません。
もちろん眠くないのに無理に寝る必要はないし、寝すぎは健康に悪いので程度の問題はありますけどね。
じゃあ「トイレ行き放題」が嬉しいかどうか……は話がそれて来たので微妙ですが、せっかくなので話しますね。
これ、とっても重要で。
トイレに行きづらい職場ってあるじゃないですか。例えば店員さんとか。コールセンターなんかもそうですよね。持ち場を離れられない人って特に。
なので、僕は仕事を選ぶ時の基準は流石に面接では言いませんがトイレ関連は超重要だったんですよ。
知らず知らずに疲れはたまっている。
若いころはあまり気にしなかったんですが、やっぱり疲れって知らず知らずにたまってるんですよ。なのでたとえば月~金まで働くと、土曜の朝は本当に起きられないんですね。
もちろん予定があれば仕方がないので無理にでも起きますが。身体は重いし、布団から出るとフラフラするし。じゃあ、まったく眠れなかったかというとそうでもないし。
気合で起きてもフルパワーにはなれないというか。そこで改めて実感するんですよ。月~金は仕事の緊張感で気づいていないけど、本当はとても疲れがたまっていたんだなって。
週に1日しか休みが取れない日はもっと酷ですよね。一日寝て、一日でプライベートのTo Doをこなすってできれば良いですが、それができないとなると結局、心身が休まらないですから。
なので堂々と「寝ていても良いんだ!」と思える日というのは、回復に時間を使う許可を貰えたような嬉しさが込み上げてくるんですね。
「寝ないとカッコいい」は嘘。
令和ではわからないですが昭和や平成って『寝ないとカッコいい神話』がありましたよね。
人生の時間は限られているから寝なければ人生を有効に使えるみたいな謎理論。
QOL向上に目を向けるのは良いことだと思います。でも、自分なりにもう少し検証してみてもよさそうだなと思います。
眠くないのに無理に寝る必要はないと思います。
一方で人間は社会性の動物なのでライフスタイルに合わせて一定のリズムを作る必要もあるんですね。
無理なく一日を乗り切れるように。なので、それほど眠くなくても寝ておいて体内リズムを調整することもまた大事だったりします。
仕事や宿題が終わらなくて睡眠時間を削って徹夜、ということは仕方がないと思いますが、それがカッコいいかどうかは別問題です。
仕事量を減らせないから睡眠時間を削って遊びに力を入れる、というのもやりすぎると危険です。仕事もプライベートも心身が摩耗して、それこそ『リア充』(死語?)からは遠のいていきます。
QOL、すなわち人生の質というのは、起きている時間のことではありません。たくさん活動ができれば、それでしあわせかというと必ずしもそうではないのです。
ぐっすり眠れてしあわせと感じられることが事実なのであれば、ぐっすり眠れる時間を確保できたということは、それこそ人生の質が向上しているということなんです。
僕たち人間は、どうしても時間に追われて生きています。それはそれで仕方がないことなのかもしれません。
だからこそ、自分の心身を守り、きちんと回復した状態で明日に向かうためにも、睡眠には、もっと意識して感謝していくことが大切なのではないか、と思うのです。
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