ココロセラピストが語る!? 子供のころの自分から学んだ楽しい毎日の過ごし方とは?

楽しい毎日

気がつけば時が流れている。

使わない方が良いとオススメしておきながら自分で使っている言葉。それは「忙しい」。忙しいという文字は「心」を「亡くす」と書く。それって、とっても残念な話です。なので、「忙しい、忙しい……」と繰り返していると、徐々に心が摩耗していくのでオススメしていないんです。

では何故、心が亡くなるのか。単純明快な話で、忙しいと何かを考える時間もなければ、何かを感じる時間もなくなるんですね。望んでいることならまだしも、そうではないタスクに追われて、考えられるのは、そのタスクの山のことだけ。感じられるのは、そのストレスの重圧だけ。次第に疲れ果てて、廃人のようになっている。心が亡くなっている状態です。

そんな状態に慣れてしまうと「ま、人生なんてそんなもんだろ……」と思ってしまって、良いも悪いもなく、それが当たり前になってしまうんですね。
そうするとQOL(人生の質)が下がってしまうので、勿体ないんです。

せっかくの人生です。イヤなこともツラいこともあると思います。あって良いと思います。成長につながるから。だけど、それだけじゃダメで、楽しいこと、満足できること、充実できること、こういうものもとても大事なんです。人生は、それらのバランスを取りながら自分のQOLを高めて行くものだと僕は思っています。

なので「忙しい」ときがあっても、それが永遠に続くような状況は可能な限り作らない方が良いし、それはそれとして、「明日が楽しみだ!」と思えるような何かにフォーカスできるような意識も持っていて欲しいんですね。

 

昔は良かった……?

僕は時々、自分を振り返ることをオススメしています。何故ならそこに生きるためのヒントが隠されているから。決して、「昔はよかった、今は地獄だ……」という話がしたいわけではありません。
今は今で、結構満足していますし、それなりに満足も納得もしていますからね。

ふと、ある疑問が浮かんだんです。「子供のころの自分って、何を考え、何を感じていたんだろう?」と。

さっきも言いましたが、昔が必ずしも良かったということではなくて。当時の自分と今の自分の違いというか、そういうものからこれからの人生をより豊かにするヒントはないかなと思って。目指せQOL向上。

子供のころは子供のころで、楽しいことばかりあったわけではありません。たぶん、あなたも同じだと思いますが、子供だろうと何だろうと悩みはあっただろうし、ストレスだってあったと思うんです。でも、結論として、そんな時代を生き抜いてきたからこそ今があるんですよね。

 

楽しい明日が待ち遠しかった。

当時の僕は、暇さえあれば空想の世界を楽しんでいました。今風にいうと、表現が悲観的で「妄想」って言う人、多いですよね。わざわざ悲観的にならなくても良いのに。

たとえば、僕はドラえもんが大好きでした。なので、自由帳に勝手にオリジナル秘密道具や物語を考えて漫画を描いて遊んでいました。とはいっても、絵が下手なので棒人間なんですけど。

ドラえもん以外にも面白いアニメがあれば、その世界に自分がいたら、どんなふうに楽しむかを想像したりもしました。ストーリーもののマンガやアニメは次回の予想をして楽しんだりしていました。

ここまでは脳内で楽しむ話ですが、現実的な話では、どうやって楽しんでいたか。これは誰でも似たようなものだと思います。
好きな雑誌、僕で言えばコロコロコミックの発売日が待ち遠しくて、一か月間、ずっとワクワクしながら既存の本を繰り返し読むんですね。今風にいえば、繰り返し読むことで『深堀り』できるんですよね。今と違って、ネットでアウトプットなんてできないので、結局は自己完結ですが、別に良いじゃないですか。自分くて幸せなんだから。
好きなテレビも次週が待ち遠しくて、ずっとワクワクしていられたんですよね。ビデオがなかった時代は記憶を脳内再生して。ビデオが普及し始めてからは同じ動画を何度も何度も繰り返し観て楽しんでいました。
欲しいゲームがあれば、そのゲームの情報が入るとワクワクして「どんなゲームなんだろう。早くプレイしたい!」と思いながら、コツコツとお金を貯めるんですね。それがまた楽しかったんです。

そうすると、宿題がイヤだなとかテストがイヤだなとか、体育がイヤだなとか、ネガティヴなこともたくさんあるけど、ストレスの繰り返しなだけの人生じゃなくて、ちゃんと明日、未来が楽しみに暮らしていたんですね。

 

楽しい明日が待っている。

人って、楽しいことが待っていると、生きていて嬉しいというか、人生が充実するんですよね。
たとえば、めちゃくちゃ好みの異性がデートしてくれるという予定が入ったら、その日が待ち遠しくて、イヤなことなんて気にならなくなったりしませんか。
翌月に旅行の予定が入っている、週末に美味しい食事をしに行く予定がある。そういうときって、「今日を頑張って乗り切ろう!」って思えてきますよね。

宿題そのものが楽しいと思えなくても、仕事そのものが楽しいと思えなくても、別に良いんです。ちゃんと、やることやれば。あからさまに誰かに迷惑をかけてはダメだけど。
生きる気力、エネルギーが得られてQOLが満たされていることが大事なんです。

別に、大きなワクワクじゃなくてもいいんです。「明日は、仕事が終わったら、この前買って読んでない本を読もう」とか、その程度でOK。楽しみじゃないですか。週末に敢えて、地味でも良いから何かしら自分にとってワクワクするイベントを入れてみる。そうすると、自然と心はそっちに向かうのでポジティヴになるんですよね。

もしかしたら、「それって現実逃避じゃん。目の前の辛いことを見て見ぬふりしてるだけじゃん」と思うかもしれません。でも、そういうことじゃないですからね。ワクワクが待っているからこそ、その未来に向かって現実を直視できる。僕はそう思っています。浮かれすぎは、確かに問題ですけどね。

最近の僕は、そういった小さなワクワクをスルーして日々のルーティーンだけをフォーカスしていたかもしれません。楽しいことって、結構たくさん身近にあるということを思い出させてくれた、子供のころの僕にありがとう。

もし、この記事が役に立ったら、あなたも参考にしてみてくださいね。

 

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