ココロセラピストが振り返る2021年とは!? ~年末は一旦立ち止まる良いチャンス!~

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師走です。僕は走りたくありません。

毎年の事ですが、師走ってすごいですよね。みんなバタバタしてて。忙しいのか、単に一年の疲れが出ているのかなんなのか。

特に師走ってマナー違反者が多い気がします。自転車や車が急に飛び出して来たり。不思議ですよね。無事にお正月を迎えるために年内にやれることをやっておこうって焦る気持ちはわからなくはないのですが、焦りは禁物です。

「もっと、穏やかに過ごせばいいのに……」なんて思う今日この頃。

 

師走の僕。

なんというか「師走だからなに?」と思ってしまう覚めた自分がいます。確かに気が付いたら師走になっていました。一年って早いなって思います。ですが、周囲が急にバタバタしているように感じられるようになったのは客観的にはわかるんですけど、自分自身に置き換えると、師走だろうと別の月だろうと特に変化を感じていないんですね。不思議です。

冷静になって、アバウトながら一年を振り返ってみると、ずっと忙しかったです。今も忙しいです。明日(この記事を執筆している翌日)も早起きしなければなりません。その代わり収入が増えるか、というと、そうでもありません。

繁忙期とか稼ぎ時とか、関係なくて、僕にとっては、ずっと忙しかったし、若干年末に休めても新年早々また忙しくなりそうな予感なんですね。望んでいるわけではないんですけど。

頑張ってる俺アピールがしたいわけじゃなくて、ずっとこんな感じだったので、急にバタバタしはじめる師走特有の感覚が、感じられない年だな……という感想です。

だからか、僕は走り抜けたい気分でも何でもなく、むしろ、許されるならゆっくり歩きたい。焦ったって良いことなんてない。そう思うんです。そして、みなさんにも焦りすぎないで、ゆっくりと年末年始を過ごしたら良いんじゃないかな、とプチ提案です。もちろん忙しいのは理解できますし、無理強いするつもりはありません。可能な範囲で、で大丈夫です。

 

一年を通して忙しかったことについて思うこと。

物事を進めるのにスピード感って確かに大事なんですよ。ただ情報処理できる範囲で加速しなければ、見落としがたくさんでてきます。学生っぽくいうならケアレスミスが増えます。

僕も時間に追われ、心身が休まることなく気が付いたら今年も終わりそうになってしまっているわけです。ということは、忙しいから仕方がないとはいえ、不可抗力な加速についていけず、見落としたものや判断ミスもたくさんあっただろうなって思います。その時々にはもちろん最善だと思う選択をしているので後悔しても仕方ないんですけど。

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そうそう。ここが重要なんですよ。普段から何も考えてない人は別ですけど、みんな、きっと、その時その時、何が最善かをきっと一生懸命考えながら生きていると思うんですよね。

そこで履き違えないで欲しいのが最善は最高ではないということ。欲を言えばきりがないですが、最善の選択をしても100点になるわけではないんです。最善の決断をして最善の行動をして30点なら、それ以上の結果を望んでも意味がないんです。

何を言いたいかっていうと、一年を振り返ると反省点が多々浮かんでくると思うんですけど、いちいち自分を責めたり後悔しなくても良いということ。もちろん、少しは反省したり、悔い改めたりする必要があることもありますよ。でも、全部じゃない。

 

今年の自分を漢字一文字で表すと?

今年一年を漢字一文字で……というのはありますが、今年の自分自身を感じ一文字で表すと、あなたはどんな漢字を思い浮かべますか。僕は『鬼』です。

誰かの影響を受けて鬼になった……というわけではなく、自分の意思で鬼になりました。鬼になるということは、のらりくらりとはしていられないということです。鬼になる代償はハイリスクが伴うんです。つまりハイリスクを選んだ、ということです。

ハイリスクを選んだから忙しかった、というのもあります。でも選ばなかったら環境が一層悪化していたと思うのでもっとハイリスクだったと思います。鬼として生きるか。廃人として生きるか、みたいな感じでした。

結果的に、個人的なことを除けば最善の結果は出せたのではないかと思っています。自画自賛です。良いんですよ。年末ですから。自分のことを褒めてあげましょうよ。僕のことを褒めてくださいってことじゃなくて、あなたももっと自分を褒めてあげてください。繰り返しますが最高の結果じゃなかったとしても、精一杯やったんですから。たとえ周囲に理解者がいなかったとしても。

最善の結果は出せたつもりですが、未来はまだまだ続きます。来年をどんな年にしたいかも、そろそろ再検討した方がよさそうです。

 

可能であれば。

今年、鬼になるという決断をして突き進んだわけですが、そういう決断をせざるを得なかったという状況が存在したのもまた事実。誰かのせいにするわけではないけれど、半分以上は不可抗力。

とはいえ、自戒の念を込めて共有したい意見があります。それは「良い意味で思い出になるようなこともできるだけしておいた方が良いよ」ということ。

残念なことに、記憶がないんですよ。今年の。やらなきゃならないこともたくさんあったのですが、それどころじゃなくて。まあ、それもいいわけだと言えば、それまでなんですけど。

とにかく、すっごく疲れた。温泉に行きたい。スーパー銭湯でも良いから行きたい。ゴロゴロしたい。ゆっくり寝たい。そんな願望が頭を占めています。

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それも大事なんですが、今年の思い出が浮かんでこないってやばいですよね。勿体ない。気づいていないだけで、何らかの成長を遂げられているなら良いんですけど。

ものすごく頑張っていた一年だと思うけど、殆ど記憶がない。こんな年が続いていたら、たぶん楽しくない。

とはいえ、疲れていようが何だろうが、好きなものは好きなので、映画は結構観ました。これは結構、満足しています。『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』、『マトリックス レザレクションズ』などなど。これも記憶が薄れる前に復習したいところ。
嗚呼、こういう息抜きがあるからこそ、人生って復活できるんだよな。

そう。自分を追い詰めないで。息抜きしてくださいね。走るのが悪いとは思わないけど、走りすぎて疲れて倒れないでくださいね。自分を見失わないでくださいね。思い通りにならないこともあると思うけど、自分を責めすぎないでくださいね。

みなさん、本当に今年もお疲れ様でした。直接面識のない方も、本当にありがとうございます。みんなが、一生懸命生きてくれているからこそ、地球は回ってるんだと思います。

来年は、少しずつ、みなさんと交流できたらな、と願いつつ、残された今年をのんびり過ごしたいと思います。

では、良いお年を。

 

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