2020年の終わり
2020年は、特に忙しくて、ずっと走り続けていた気がして、ハッキリ言えば、あまり記憶がありません。
あまり自慢にはなりませんが、不可抗力ってあるじゃないですか。
まさに、そんな感じでした。
2020年はほとんど週7で予定が入っていたので、公私共に本当にバタバタいていました。
それを充実と呼べるかどうかは別として、とにかく、呼吸さえ忘れているんじゃないかというくらい忙しかったんですね。
でも、年末は珍しく、良い意味でのんびりできました。
しなきゃいけないことがないわけではありませんが、それは誰しもが同じこと。
とはいえ、正直、久々の休息を満喫できたのかなって感じです。
久々に、親友と会うこともできました。たくさんおしゃべりできました。プライベートな話もほとんど誰ともしなかった気がします。
なので、親友と会っておしゃべりができたってことは、特に嬉しい出来事のひとつでした。
晦日は、一日中、部屋で寝ていることが出来ました。
忘れていました、この感覚。だらしないという気がしないでもありませんが、「本来、年末年始って、こういうものだよなー……」と思いました。
目が覚めたら、昼。「あー……お昼だな……」って言いながら目を閉じたら夜。
これを時間の無駄と言えばそれまでだけど、「寝てもいいんだ……」って思えるこの瞬間、本当に感謝です。
たまにはのんびりしようよ……。
ここ最近、世間の風潮として、祝祭日だろうが何だろうが関係なく、すべてが平日みたいなノリになってるじゃないですか。
恋人がいない人がクリスマスに「クリスマスだからなんだっていうんだ、普通に仕事だよ……」って言ったり、「祝日だってシフトが入ってるから関係ないし……」とか。
これって経済活動を活発にするために、そういう意識に誘導されている気がしないでもないですが……。
もちろん、世間のお休みの時に働いてくれている人がいるから助かっている面もあります。
でも、誰かの犠牲の上になりたっている幸せって本当にしあわせなのかな、なんて思ったりもします。
それをいうと「人が休んでるときに稼げるなんて、良い事じゃないか！」っていう人もいるけど。
それはそれで構わないけど、休みたいのに休めない人にとっては気の毒でしかないでしょ。
