ココロセラピストTATSUMIが個人的に振り返る!? 2020年!! ~激動の一年~

2020年

結局のところ、新型コロナそのものも怖いけれど、それによる二次被害、三次被害も含めると、その影響力って本当に計り知れないですよね。

学校にいけない時期があった。仕事に行けない時期があった。お金が入らなくなった。当然、外に遊びにも行けなくなった。別に戦争しているわけでも何でもないのに。陰謀論的な説がないわけではないですが。どっちみち、これじゃ、生活が破綻してしまうんですよね。

そんなわけで、どうにもならないとわかると、今度は『GO TO』なんていうのが始まって。それが良いのか悪いのかは僕にはわかりません。批判するつもりもありません。だって、反対したところで、経済を活性化させる具体案が僕には思い浮かばないから。でも、だからと言って、考えることを放棄したりせず、何かしら思いついたら、みんなで情報共有して、その情報をブラッシュアップしていきましょうね。

 

個人的な話……。

書くか悩んだのですが、これもきっと何か意味がある、少なくとも自分にとっては。なので書く事にしました。
実は11月に父が急死しました。急死するような持病があったわけでも何でもありません。

緊急事態宣言が発令されたころから、あまり父から連絡が来なくなりました。
僕は僕で、正直なところ、毎日多忙なので「コロナだから、流石に外出好きな親父も自粛して家にこもっているのかな……」くらいに思っていました。

父の話はいずれ、気持ちが落ち着いたら改めて話したいので、ここでは敢えて省きますが、緊急事態宣言が解除されたころ、以前のように呼び出されることも増えてきました。それが良いか悪いかは別として、僕が若干誰かに振り回されたとしても、相手が元気でいてくれることが確認できれば、つまり生存確認ができると自分が安心するので、ホッとしていました。

でも、足取りも重く、以前の父とは何かが違いました。自分でも「最近、歩けなくなってきた……」と言っていました。数か月前は、もっと元気だったのですが、とにかく心配だったので週一ペースで様子を見に行くことにしていました。

……が、ある日突然、父の家を訪れると亡くなっていたのです。人間だから、いつか命が終わるのは知っていたけれど、元気だった父が急に歩きづらくなって、急に寿命が終わってしまうという急展開の連続に、正直かなり動揺しました。

父の家の近所の方々に、生前お世話になった挨拶に伺ったのですが、その時に聞いた話によると、どうもコロナの影響で外に出なくなってから急に弱ってしまったみたいだという声もありました。

高齢者の運動量が減ると確かに身体が弱ってしまうのはあると思います。父に限ったことではなく、コロナの影響で、心身が本当に弱ってしまった方が、潜在的にたくさんいるんじゃないかと思うと、とても気持ちが重くなります。

自覚の有無にかかわらず、コロナの影響で心身の健康を僕たちは大なり小なり受けているってことですよね。全員ではないにしても。

そう考えると、今こそ、優しさが必要な時代なんですよね。
お互いが支え合う時代。じゃないと、みんなが知らず知らずに蝕まれてしまう気がします。

決して脅したいわけじゃなくて。
逆に、今、みんなが、自分に対して、他人に対して、もうちょっとずつでも優しくなれば、コロナだろうとなんだろうと、屈することなく、楽しい日常を取り戻せると僕は信じています。

僕自身も、多忙過ぎて、最近はあまり考える時間が取れていませんでしたが、誰かに優しくしてもらっていたのに感謝を忘れていたとか、そういうことのないように、色々と振り返ろうと思います。

また、自分自身が自分や他人に本当に優しさを配れていたかも再確認したいと思います。
今、こんな時代を乗り切るには優しさが必要です。

2020年

 

鬼滅の刃

分析は省きますが、今年は何と言っても鬼滅の刃。
すごいですよね。まだまだ人気衰えず。それどころか、ますます人気になっていますよね。
海外にも、ものすごく影響を与えていますし。
コロナ不況にも屈することなく、莫大な経済効果も生みだしています。

僕も、流行に乗って映画も観に行きましたが、純粋に泣けました。感動しました。
別にタイミングを見計らったわけじゃないと思うけど、本当に今の時代とリンクしていて。
だからこそ共感できたし、泣けたんですよね。キメハラになるといけないので、これ以上は語りませんが……。
でも、個人的には、今年は本音で鬼滅の刃に救われたなって思ってます。

鬼滅の刃に限ったことではないですが、自分の弱った心に良い意味で癒しや刺激を与えてくれる、人なり、物なり、架空の存在なりがあると、本当に救われますよね。

僕も、少しでも、そんな存在になれたら……。
改めて、今、そんなふうに思っています。

では、今年はこの辺にて。いつもこの記事を読んでくださっているあなたに最大限の感謝を。

 

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