ココロセラピストが語る!? 夢十夜……というほどではないけれど……。 ~秋の夜長と夢の話~

夢

毎晩怖い夢を見ていた……。

僕は毎晩、悪夢にうなされていた時期があります。
毎日毎日、寝ると必ず何かしら悪夢を見ていたのです。

僕は夢を比較的鮮明に覚えている方なので、知人たちには昔から「それ、今、作ったでしょ……」と言われた回数も数知れません。

信じてもらえないんですね。
さすがに、永遠に夢の内容を覚えていられるわけではないので、時間が経てば徐々に記憶は薄れていき、気が付くと「そういえば、怖い夢を毎晩見ていた時期もあったな……」程度になるので、ありがたいのですが……。

 

悪夢再び……は食べ過ぎのせい?

最近また、悪夢を見るようになってきました。
もしかしたら、夕飯をたくさん食べて、すぐに眠ってしまうからかもしれませんが……。

でもさ、不健康なのはわからなくもないけれど、仕事が終わって、お風呂に入って、食事して……ぐーって眠れるって幸せなんですよ。
だってさ、イライラしてたら眠れないし、翌日にストレスを持ち越しちゃいそうだし。

年のせいって言われたらそれまでだけど、しっかり働いて、ほどよく力尽きて「あー……今日も頑張った……」って気分よくバタンキューできたらしあわせでしょ。

もちろん、用事があれば別だけど。

夢

 

第一夜

ある晩から、再び悪夢を見るようになりました。
久々の怖い夢だったので、ちょっとビビってしまいました。

僕が気持ちよく眠っていると、ドアの向こう、つまり外から中高年の雑談のような声が聞こえてきました。僕は目が覚めてしまい、布団の中で「いったい、何時だと思ってるんだよ……」と内心ムッとしていました。

起きてしまったとはいえ、まだ眠い。
身体もそんなに動かない。
「ま、しばらくすれば静かになるだろう。このまま、また眠ろう……」と、ウトウトしながら思いました

その時です。
突然、ガチャっという音がしたのです。
ドアの開く音です。

そんなはずありません。
だって、いつも帰ってきたら厳寒で靴を脱いで、真っ先にカギをかけているのだから。

僕は薄目を開けて布団の中からドアの方を見たんです。
すると、半開きの扉から、見知らぬ中年男がジーっと、こっちを見つめているのです。
目は大きく、輪郭はホームベース型。
肩幅が広く、背は低い男。どちらかといえば昭和風な背広(?)を着ていました。

僕は背筋が凍りました。
慌てて布団から出ようとしたのですが、こんな時に限って身体が動かない。
金縛り……ってことじゃなくて、こんな緊急時なのに、同時に強烈な睡魔も。

たぶん数秒だった……とは思うのですが、僕と男は、目が合ってしまい、お互い何もせずに見つめ合っているいる状態になりました。

男は部屋に入ってくるでもなく、ただただこちらを見つめているだけ。

……という、夢でした。

この手の夢は初めてだったので、かなり怖かったです。

 

第二夜

僕は快適に眠っていました。
秋になり、夜も若干涼しさを増し快適になってきました。
布団も温かく、文句ありません。