ココロセラピストが語る! 世間体なんか気にしている場合じゃない!?~やや強引に仕事を辞める話~

世間体

とにかく誰に相談していいのかわからなくて、少なくとも自分の中で、とても危機感を持っていて、耐えがたいストレスがあって……っていう場合は、若干マナー違反でも、ある程度は良いのかなと。

 

勘違いしないでね、これは人として間違ってるよ……。

たぶん、いないと思うけど、勘違いしないでほしいことがあります。
僕は別に、自分の主張を伝えるために、何をしてもいいと言っているわけではありません。
誰かの人生、生命を極端に脅かすようなことは絶対に避けてください。

「誰も、俺の気持ちをわかってくれないから、みんなに、わからせてやる! 今から〇〇に爆弾を仕掛けて脅迫状を出してやろう!」

「どうせ、誰も私の話なんか聞いてくれないのよ。だったら長文の遺書を書いて死んでやるわ! こんなに悩んでいるのに……」

とか、そういう類の行為です。

それって、自分の話を聞いてほしい。助けてほしい。そういう気持ちなのはわかるんだけど、どちらかというと、誰かを責めるのが目的になってるよね。
正当防衛でもなんでもないよね。結果的に加害者になっちゃう。

自分がこんなにも困っているのに、軽くスルーしたり、気にも留めてくれなかったり、見て見ぬフリをしたりする人たちだって、加害者じゃないか、同罪じゃないかって思うかもしれないけど、正義の定義を考えるのは、もうちょっと先で良いのかなと。

今話してるのは、あくまでも、緊急事態の話で、誰かに制裁を加えるとか、正義の鉄拳を食らわせるとか、そういう話しじゃないですからね。そんな余裕すらないほど追い詰められている場合の話ですからね。

 

ブラック会社

ラジオの人の話はさておき、ブラック会社で心身を病んじゃう人っているでしょ。ハッキリ言っておくけど、まじめに会社に尽くしたんだから、当然、会社は自分の生活を保障してくれるだろうっていう考え方は甘いですからね。もちろん世の中には優しい人も、義理堅い人もたくさんいるけど。

ブラック会社あるあるだと、有給休暇を取らせてくれないとか、退職させてくれないとか、あるでしょ。法的にアウトな気もするけど。でも、現実って、案外アウトローだから。だからこそ、アンチヒーローも存在しているんですけどね。

それが良いかどうかは別として、現実問題として、理屈こねても仕方がない世界ってあるわけ。
これは幼稚園じゃ習わないと思うけど、少なくとも成人してるなら受け入れよう。
じゃなきゃ、たぶん、この時代を生き抜けない。
そんな時代の中で、自分がどうやって生きていきたいか。それが大事だから。

世間体とか気にしてる場合じゃない。履歴書が汚れるとか、カッコつけてる場合じゃない。本当に自分にとってつらい状況で、あれこれ考えて、しかも関係者に助けを求めても、まったくわかってくれなかったり、役に立たない助言を長々として優越感に浸られてしまったとかで、本当にもう、どうしていいかわからないときは、強引に逃げよう。

世間体

「今、この仕事を辞めたら、もう次に雇ってくれる仕事なんかない……」なんて考えが頭に浮かぶかもしれない。僕もそういう時代、あったよ。借金増えまくったり、良いことばかりじゃないよ。

でもさ、殺されたくないでしょ。そこなんですよ。結局、自分がブラックと思っていて、耐えられないほど苦痛を感じているなら、残っていたら其の環境に殺されるよ。
必死で耐えるのも良いけど、それができるなら、文句言うなって話だし。「必死」って「必ず死ぬ」って書くんだよ。

世間は冷たいですよ。世間体気になりますよ、そりゃ。プライドもズタズタになるし、生きているのが嫌になることもありますよ。

でも、もし、自分の職場がスーパーブラックだったら、ほかの人なんか、関係ない。殺される前に逃げようよ。大切な人生、奪われる前に逃げようよ。

殺されるって、意味ないから。人生を誰かに奪われていいはずないから。
誰のための人生か、考えて。自分のための人生なんですよ。
そして、そんな時代を終わらせて、みんなが幸せに暮らせる社会を作れる人になろうよ。

 

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