2つのインナーチャイルドに寄り添う事で 人生を次なるステージに押し上げる

インナーチャイルド

みなさんはインナーチャイルドを聞いて何をイメージされますか?

一般的には幼少期の自分自身の悲しかった思いを連想されると思います。

もちろんその通り、大正解です。
けれど、インナーチャイルドには、癒して優しく寄り添っていくタイプと、一方、わがままで横柄でいつまでも癒して欲しいと駄々をこねる悪魔タイプが存在するのです。

私は、かつて自分の人生がどうしてもうまく行かなくて、同じ箇所に躓いてはなかなか前に進まず、癒しもなんとなく未消化だった事がありました。

具体的には、人間関係で人から軽く扱われて大事にされないで無視されるというところでした。

そんな時、幼少期で止まっている内なる自分を発見したのです。
それがインナーチャイルドとの出会いでした。

簡単にいうならば、自分が自分を大切に扱っていなかったことと、インナーチャイルドを無視してきたから、他人からも大切に扱われなく無視されるということが起こっていたのです。

内の世界(心)と外の世界(現実)はつながっていたのです。
この仕組みを知ってから私は必死にインナーチャイルドを癒し、自分にも大切に接しました。

しかし、大切にすればするほど自分の中でつけ上がって「あの時はこうしてもらえなかった」「この時私はこんなに我慢したのに」と癒すところか文句ばかり言って、堂々廻りをするインナーチャイルドを発見しました。

インナーチャイルド

先ほどにも書きましたが、内の世界と外の世界はつながっているので、外の世界でももちろん、人からそこそこはイイ感じに扱われはじめたのですが、いざという時にはやはり、人から見捨てられたり、裏切られたり、無視されたりと、上部は改善されたけれど根本的なところは改善しなかったんです。

そこで、この駄々をこねて「もっと私を分かってよ」というインナーチャイルドに向かって
「いい加減にしなさい。いつまで癒してわかってもらえれば気が済むの? それはただのわがままで、お姫様願望だよ!!」
そう、叱ったのです。

すると、インナーチャイルドは「ハッ」とした表情をし、それから、それ以上わがままを言ったり癒せと駄々をこねる事がなくなったのです。

外の世界でも、私自身「ここぞ」という時に、相手に「私を丁寧に扱って欲しい」と本音が言えたり、お互いが成長し合える関係性が築けるようになり、無下に扱われたりせず対等な関係に変化していきました。

きっと、自分の中にあるインナーチャイルドが映し出してくれていた「自分への甘さ」や「逃げる姿勢」「人のせいにして私は被害者」という弱さと、対峙していけたからだと思うのです。
そしてこの経験から学んだのは、インナーチャイルドは子育てと全く同じだということ。

子育ても、こどもの言う事を聞いてあげてただ可愛がっているだけでは、甘やかして自分の足で立てなくなってしまいます。

そこで親は愛を持って「ダメなものはダメ」と叱ることで子どもは視点が広くなって、自分を反省してそこから成長するきっかけをつかみます。

 

一般的には、インナーチャイルドを叱る。というのは
認知されていませんが、実はとても効果的で必要なことなのです。

ただ、いきなり叱れば良いというわけではなく、叱るにもポイントや経緯が必要になってきます。
ここでそのポイントをかいつまんで説明させてもらいますと、
最初はインナーチャイルドに寄り添い話を聞いてあげます。
その過程を何度も行って、インナーチャイルドを信頼関係が掴みます。
そしてある程度たっても症状がかわらない場合インナーチャイルドに向かって「いつまでも寂しい寂しいって言ってたらダメだよ」と伝えます。
いきなり叱るのではなく、何度か癒して寄り添った後だということ。
ここだけ注意が必要です。

インナーチャイルド

しかし、愛とは優しく包み込むだけではなく、時には厳しく本当に自分の力を信じて根気強く間違いを正す側面も必要です。

このように、2つのインナーチャイルドに寄り添う事で、自分の視点が広くなり精神的にも成長していきます。
すると、自分の内なる神さまにも繋がっていくようになるのです。

みなさんもぜひ、ご自身のインナーチャイルドを意識してみてください。
きっと、人生を次なるステージに押し上げる秘密の鍵を握っているはずですよ。

 

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