みんな誰しもが自分のペースで暮らしたいと思ってはいるものの、集団となるとどうしても自分以外の人間の言動や態度も影響しています。
自分が望むように周囲が動かないと、ついついイライラしてしまったりしませんか。
夫婦間、親子間で揉めたりしているひと、まさかこの中にはいませんよね?(いたら今すぐ自分の言動を振り返って下さい!)
もちろん距離感がなくなることで親密さが深まることもあるので悪い事ばかりではありませんよ。
ただ子供たちは学校にいけないストレス。
大人は仕事がなくなったり減らされたり、収入(生活費)が減ってしまうストレスなどでイライラしがちかもしれません。
そうすると、子供も大人もイライラしているので、双方言い分があるのは分かっていても、喧嘩になってしまったり、なんていうこともあるのではないでしょうか。
あるいは特に大人のみなさんには注意してほしいのですが、なまじ時間が出来てしまうと極端にいうと暇なので、意識(ココロ)の矛先が分からなくなってしまう人もいるような気がします。
そうすると、ここぞとばかりに「私(俺)は子供のことをちゃんと考えているんだ……」とばかりに、暇ゆえに子供に意識が向いてしまう。
良い方向に意識が向いてくれればいいですが、実は自分が暇だから子供のフォーカスしているうちに、細かい事が気になりだして……となってしまうと、子供たちがちょっと気の毒な気もします。
更に暇だと、今度は外に意識を向けたいので、子供を口実に、学校や学童なんかにケチをつけはじめたり、マウントを取ったり、クレームをつけたりしはじめると厄介です。
もっともらしい事を言って実は誰かに当たり散らしたいだけ。
そんな人が増えると、今度は負の連鎖が始まってしまいます。
学校や学童はたとえ話です。
お店の店員さんに対してとか、どこでも良いからとにかく自分が優位な立場でいられるであろうところで、ストレスの捌け口に利用したりしてクレーマーになったりしないでほしいという僕からのお願いです。
暇なら、これを意識して……!?
普段ならまったく気にしたりしないようなことが気になったり、イライラしたり、八つ当たりする人は、ハッキリ言えば自分を見失っている人です。
「環境が変わって、普段見えていなかったものが見えてきた……」と自分に言い聞かせているのかもしれませんが、違います。
暇になったから、どうでもいい事を問題視し、悩んだり、怒ったりしているだけです。
環境が変わって違う視点で物事が見えてきた人は、クレーマーや暴徒になったりはしません。
今までと違った視点で、今までより状態をよくするための意識に気づくのです。
「私が一層幸せになるためにはどうしたらいいのだろう?」
「私たちが一層幸せになるためにはどうしたらいいだろう?」
「安心、安全、健康、しあわせって、いったい何なのだろう?」
決して「アイツ、むかつくな……」「アイツ、意識レベル低いな……」ではないのです。
もちろん、そういう感情も大事ですが、そこでストップしていると「だから何……?」という話ですよね。何の生産性もありません。
さて。そこで。
今の時期だから改めて意識して欲しいことが3つあります。
コロナであろうとなかろうと、いつでも意識できるようにしてください。
『ココロ(意識)』『コトバ』『行動』です。
ココロのベクトル、自分の現在の立ち位置、未来のヴィジョンをきちんと意識して下さい。
それを言語化してみてください。
そして、どんなコトバを使えば、どんな行動をすれば、数分後の自分を、数年後の自分を少しでも成長させ、有意義に暮らせるようになるか考えてみてください。
僕たちは確かに今、不安です。
身動きを封じられて、強引に暇にされてしまったかもしれません。
でも僕たちは、そんなに愚かではありません。
考えることも、行動することもできるのです。
今と言う時間をどう使うか。
それによって明日という日が変わることを僕たちは知っているのです。
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