ココロセラピストが語る! 何度でもいうよ! 本当に怖いのは人災だ! ~今こそココロを大切にする術を身につけて!~

人災

僕はある時期を境に殆どテレビを観なくなったので、ある意味、情報弱者になってしまいました。
以前はネット依存症といっても過言ではないくらいネットを見まくっていたので、色々な情報を持っていたと思うのですが、それもそれで精神衛生上よくないので今は最低限しかネットサーフィンもしていません。

もしかすると、だからこそ、周囲の人たちの言動の変化に気づきやすくなったのかな、という気もします。
「なにか今までと雰囲気、空気感が変わったな……」というような感じです。

季節が変わったのを肌で感じるような感覚と言えばわかりやすいかもしれません。

 

本当に怖いのは人間!?

確かにコロナは怖いです。
ウィルス感染は不気味です。
でも、コロナが流行していることによる二次被害、三次被害の方が怖いと思いませんか。

学校はいつ再開するのか分からない。仕事も減らされたり、生活費が足りなくなったりという人もいる。
自粛を無視して一部のパチンコ屋は大人気。
自宅にいる時間が増えてイライラする。

暇だからか何なのか、中高生の妊娠相談が増えたなんていう話も聞きました。
でも、これってウィルスのそものが引き起こした影響ではなく、すべて人間の考え、人間の行動がもたらした結果なのです。

先が見えなくて不安なのは僕も同じです。
でも政府を叩く。感染者を差別する。
学校や職場でコロナストレスが影響しているのか、みんながピリピリしている。
こういうことが続くと、どうなるでしょうか。
人と人とのコミュニケーションが破壊されていくのです。

これはコロナに限ったことではなく、いつの時代にも当てはまることですが、結局は、人間のココロが社会に強い影響力を与えているという自覚は持った方が良いです。

ものすごく極端なことを言えば、もし人類が滅ぶとしたら僕は人災で滅ぶ確率が高いと本気で思っています。

ネガティヴに聞こえるかもしれませんが、だからこそ、自分自身を今こそ(厳密にはいつでも)知って、その上で冷静に周囲のことも理解できると、未来を要する方向に意識を向けられるのではないかなと僕は思っていますし、そういう考え方を推奨しています。

たとえば自分がストレスでピリピリしているのがわかれば、本当はどうでもいいことで誰かに八つ当たりをしていないかなどもわかってきます。
相手が悪いと思ったら実は自分が悪かったと思えば、行動を改めれば良いだけの話です。

人災

自分が何に不安で、何に怯えているのか。
どんどん具体的に自己理解できてくれば、それを解決する方法を自分で考えたり、誰かに相談することだってできます。
それらの感情を理解し、受け入れた先の自分の未来を思い描くこともできるのです。

僕たちのほとんどがウィルス学者ではありません。
では、コロナに負けてしまうのか。

違いますよね。
繰り返しますが、コロナよりも人間の思考や感情、行動こそが恐ろしいのです。

もし、今、経済的にまったく問題がなかったらコロナのウィルスが恐ろしいとしても、ここまで社会が閉塞的にはならなかったと思いませんか。
コロナが流行っているのに出勤しなければならないストレスだって減りますし、仕事が減らされたって困らければ、そんなに悩まなくて済みますよね。

なら、コロナそのものにフォーカスすることも大事ですが、僕たちの社会を、自分の人生を少しでも良くするためには、どういうベクトルで考えるのが良いのかな……という意識をみんなが持ったら、社会は変わると思いませんか? 僕たちのココロのベクトル……。

ギスギスしていたりピリピリしていたりする自分を否定する必要はありません。
まずは、そんな自分の感情を知り、理解し、受け入れてあげることが大事です。
その上で、どんな小さなことでもいいので、今の自分に何ができるのかを考える。どんな未来に進みたいのかを思い描く。

そして、それに近づくために動く。
自分に優しく、他人にも優しく。

これを続けていれば、あっという間に、本当の意味での平和な時代がやってくると僕は信じています。

この記事を読んでくださっているあなたも、ぜひ参考にしてみてください!

 

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