それでいいのか、現代人!?
最近、偶然だとは思うのですが、謝れない大人に立て続けに出会ってしまいました。
引き寄せてしまったのは自己責任、と言う人もいるかもしれませんが、そういう話がしたいわけではありません。
某日、コンビニに買い物に行きました。
外国人の店員さんでした。異国で接客業をする意気込み、とても偉いと思いました。
自分にできるだろうかと考えると、尻込みしたくなります。
なんて思っていた矢先、レシートを見ると、どうも何かが違うのです。
料金が高い。
見直してみると、2つ買った商品が3つになっていたのです。
すぐにお店に戻りました。
返金さえしてくれれば文句はありません。
と、思ったのは良いのですが、結論として文句を言いたくなってしまったのです。
同じ店員さんが手際よく返金はしてくれました。
でも、「ごめんなさい」のひとことがなかったのです。
言葉の壁の問題かもしれないとも一瞬思いましたが、どうもそうでは、ない感じです。
なんというか、申し訳なさそうな顔をしていなかったというか、手際よく事務的に返金対応したから任務完了、というような空気感を漂わせていたのです。
手際よく仕事するのは立派だと思います。
でも、そこにココロを感じられなくて、ちょっぴり悲しい気持ちになりました。
今度はもう少し怖い話です。
某有料駐車場(一般の人も使える病院の駐車場)に車を取りに行った時の話です。
なんと! 僕の目の前で僕の車がぶつけられてしまったのです。
まさか自分の車の目の前で追突現場を目撃するとは思ってもみませんでした。
ビックリしましたが、さすがにぶつけられてしまっては見過ごせません。
するとぶつかってきた車の運転手が下りてきました。
高齢の男性でした。
特に具合が悪そうには見えませんでしたが、おそらく受診に来た患者さんなのでしょう。
「今、車、ぶつけましたよね?」僕は言いました。
「はい。そうですね」というと、彼は真っ先に自分の車に傷ができていないかを確認していました。
僕は頭に「?」が浮かびました。
普通、ぶつけてしまった相手の車の心配をしないだろうか、と。
「ここじゃなんだし、車の場所を移動するとしよう……」と言うと彼は車に乗り込んで隣の店の駐車場に車を移動させました。
車を移動させて、僕と話し合いをして、場合によっては警察や保険会社に連絡かな……と思っていたのですが、いつまでたっても彼は戻って来ません。
僕は自分の車が気になってチェックしました。
若干気になる箇所はありましたが、もしかしたら以前から傷ついていたかもしれません。
ちなみに、相手の車はどうやら無傷なようでした。
細かいことを気にしても仕方がないから、ちゃんと謝罪すれば許してあげようと思いました。
でも彼はいつの間にか姿を消してしまったのです。
とはいえ車は堂々と停めてあります。
なので逃げたわけではないと思いました。
僕は念のためナンバーをメモしました。
まさかとは思いましたが、病院の入り口に行ってみると、なんと! 何食わぬ顔をしてベンチでくつろいでいたのです。
恐らく診療時間を待ち、座っていたのでしょう。