他人はどうあれ自分がどうありたいか? ~ココロセラピストが語る! 振り回されないで~

相手のイメージがセルフイメージになる?

逆に相手のイメージが先行して、自分自身が変わってしまうこともあります。
これも、恐ろしい話です。

「あんたはダメな子ね!」と言われ続けたら、「そんなにいうなんて、きっと私は本当にダメな子に違いない……」と思ってしまうパターン。

心辺りはありませんか。
そうするとセルフイメージがダメな子になってしまっているので、そうなると潜在意識が自分をダメ人間であるための思考に切り替わってしまうのです。

子供のいるお父さん、お母さん、あるいは学校や塾の先生は、くれぐれも、子供たちにそういうレッテルを貼らないで温かい目で見守り続けてくださいね。

 

ジャッジしないで!

大人の場合は子供より評価が厳しい世界で生きています。
特に社会人は仕事をして収入を得ると言う人が殆どですが、それだけの給料を得るに値する人間かどうか、というのは非常に重要です。

イメージだけでダメ社員のレッテルを貼られてしまって給料が減らせれてしまったり、出世ルートから外されてしまったりしては大変です。

実際、人間の評価は数値だけで測れるほど単純ではありません。
大人も子供も最終的には人間性、もっといえば、相性で評価が変わってしまうと言っても過言ではありません。

なので、とにかく子供だろうと大人だろうと、安易に人をジャッジしないでまずは見守ってあげて下さい。

納得いかない点があっても、きちんと話を聞いてあげて下さい。
相手の背景を知ろうとしてあげて下さい。
コミュニケーションの基本はまずは相手を信じてあげることです。

何か問題があったとしても、最初から否定され続けたら、仮に改心する気があったって、改心してたまるかと思ってしまいますよね。

悪いことをしてないのに怒られたとか、濡れ衣を着せられたとか、イメージだけでイジメの対象にされた人とか、本当に立ち直れなくなります。

だから、イメージだけでジャッジしない。
相性でどうにもならないことも現実的には多いけれど、できるだけ相手を受け入れてあげよう、信じてあげようと言う気持ちは持っていて下さい。

 

セルフイメージ

自分

どちらにしろ、他人がどう思うかは他人の勝手だったりする節もあります。

安易にジャッジしない事は大事ですが、一方で相手が思う、こちらのイメージに振り回されないように気をつけることも大事です。
私っていう存在は最終的には私という人間が決めることですから。

自分勝手で良いということではないけれど、相手が期待し過ぎたり、見下し過ぎたりすると、疲れてしまいますよね。
場合によってはその影響で自分を見失ってしまうかもしれません。
なので、だからこそ、振り回されない私、というものを持って欲しいのです。

他者の評価は大事です。
僕も他人の目はなんだかんだでものすごく気にしています。
気にしないようにしても気になります。

でも、だからといって、自分自身を見失しなっては本末転倒です。
自分という存在は基本的に自分で守るものです。
だからこそ、自分の立ち位置、自分の進みたい道など、自分のことを冷静に分析できるような意識を持っていて下さい。

誰が何と言おうと、自分の人生は自分で決めて下さい。
他者の意見や評価は参考にする分には構わないけれど、それがすべてではありません。

時には自己評価が下がることも、傲慢になってしまうこともあります。
でも、それが人間なのです。

他人に振り回されず、自分の心にしたがって、思考錯誤しながら人生を楽しみましょう。

 

《ココロセラピストTATSUMI さんの記事一覧はコチラ》
https://www.el-aura.com/writer/%E5%B1%B1%EF%A8%91%E9%81%94%E5%B7%B3/?c=6713