子育てあれこれ ~ココロセラピストが語る 子供って可愛いの?~

子供

子供、かわいい。

子供、可愛いですよね。僕も子供と関わる機会が多いです。
子供たちと接するために、心が癒されます。

できれば、これからも子供たちとは、関わり続けられたら良いなって思っています。

 

子供が苦手なんです!?

もちろん中には子供が苦手な方もいらっしゃると思います。
「子供はかわいい!」と思わなければならないという価値観に苦しんでいる方ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。

とりあえずフォローしておくと、子供を可愛いと思わなくても「もしかして私って変なの?」とか「俺って冷酷な人間なの?」とか、そういうふうに思う必要はありません。

可愛いと思うかどうかっていうのは、『kawaii』というコトバを考えればわかりますが、主観ですよね。
厳密な定義があるわけではなく、人によって認識が大きく違います。

それに、実際、可愛い子もいれば、そうとは言い難い子供がいるのも事実です。
外見に限ったことではなく、いろいろな意味で。

 

それって相性だと思いますよ!

子供を可愛いと思えない人たちは、それを自分がおかしいとか、子供好きな人がおかしいとか、そういうふうに考えなくて大丈夫です。

好き嫌いは誰だってありますものね。
お酒やタバコが好きな人、嫌いな人もそうですよね。
人間に関していえば、相性だってものすごく大事です。

みんながみんな子供好きというわけではありませんし、子供とひとことで括ったって、結局は十人十色です。
日本はまだまだ、個性よりも同質の人間を量産しているような教育をしている気がしないでもないですが、決して同質ではないです。(※海外のことは知りませんが……。)

子供が全員、所構わず走り回るわけじゃないし、泣きじゃくるわけでもありません。
喧嘩っ早い子ばっかりでもありません。
中には大人もビックリするほど大人びた子もいます。

なので「私、子供苦手なのよ!」とか「僕、子供、嫌いなんだよね……」と、決めつけないで欲しいのです。
世界中の子供たち全員を必ずしも可愛いと思わなくても良いのです。

でも、接してみたら相性抜群で気がついたら「この子、めちゃくちゃかわいい!!」と思えることもあるかもしれません。

恋愛も、そうですよね。
ツンデレで、実は可愛かったとか、ないとはいえませんよね。

ただ、子供に限ったことではないですが、普段接する機会が少ないカテゴリの人たちに関しては未知数なので、抵抗を感じてしまうのも無理はありません。
それは自然なことだと思うので、それを「苦手!」とか「嫌い!」とか決めつけなくても大丈夫です。

子供

 

コミュニケーションの問題!

子供がそんなに可愛いと思えなくても、必ずしも子供とコミュニケーションが取れないかというとそうでもありません。
本当に嫌いなら別ですが、そうでなければ案外、なんとかなるものです。

だって、学校の先生や塾の先生だって100%子供が好きとは限りません。
仕事の条件が良かったから、とりあえずそこで働いているという人もいると思います。
たとえば、給料が良かったとか、夏休みが貰えるとか。

相手が子供だろうと大人だろうと、きちんと誠意を持って接していれば案外なんとかなります。
扱いづらい人がいるとすれば、それは大人とか、子供とかの問題ではありません。

家族という視点で考えても面白いです。
たとえば自分の子供が好きではない人っていますよね。虐待したりしたら言語道断ですが。(※自覚があって、どうにもならない人は信頼できる専門家に早急に相談して下さい)

でも、考えてみてください。
子供がギャーギャー泣いているからうるさくて嫌い。
その気持ちはわからなくもありません。

では、親がギャーギャー騒いでいたら、それは許せますか。
ことあるごとに命令してきたり、反抗的な態度を取ってきたらどうですか。

「私、この親とはこれ以上、暮らせないわ……」って本気で悩みませんか。
というかそういう親子関係が原因で心を病んでしまったり、人生が台無しになってしまった人、身近にたくさんいませんか。

だとしたら必ずしも、家族だから全員仲良しとか、そういうのは幻想ですし、子供だから嫌いというわけでもないことがわかりますよね。
自分が子育てに向いているいないの問題もありますが、親の扱いだって向き不向きはあります。相性もあります。

大切なのは距離間です。
大人だろうと子供だろうと、近づいて良い距離と、離れ過ぎてはダメな距離があります。
時には近づかなければならない時もあれば、離れなければならない時もあるのです。
物理的なこともそうですし、心理的なことも同じです。

仲良し。あるいは好き。
そういうふうに思っていても24時間365日、そう思っている人は激レアだと思いますし、どんなに親しい間柄でも、たまには、そう思えない日だって当然あるわけです。

子供

 

みんな人

何が言いたいかというと、結局のところ、大人だろうと子供だろうと、大事なのは相手を如何に思い遣るかです。
どう距離間を取ってどう接するかです。

好きだから。嫌いだから……。
漠然としたイメージで決定づけなくても良いのです。
どうしても苦手な人は苦手だし、そうだったら、それなりの接し方を考えれば良いのです。

僕はたまたま子供全般が好きですが、その意見を押しつけるつもりはありません。

子供は不思議な存在かもしれません。
でも、大人と同じ人間なのです。

そんなに警戒しなくても、大丈夫ですからね。

 

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