たまには非日常も楽しい!
~ココロセラピストが語る 信頼関係と新しい刺激~

旅

人間のストレスの大半は僕は人間関係だと思っています。
上辺だけの付き合いにうんざりしたりすることも多いと思います。
相性の問題もありますが、嫌いな相手でなければ、誠実に、そして本気で接してくれれば自然と心を開いてくれるものです。

自分の意見や価値観を強引に押しつけようとしたらコミュニケーション失敗するでしょう。
しかし、相手の存在をきちんと認め、尊重して、言葉を選べばほぼ確実に人間関係は変わって行きます。

大袈裟に聞こえるかもしれませんが、僕の今回の言動はある意味、僕らしくないのです。
まさに非日常なのです。

 

新鮮な刺激

慣れない土地に行くと、日本語こそ通じますが、まるで別世界です。
知っている人などいませんし、言葉のイントネーションも違います。

僕は良い意味で緊張感と解放感がありました。
「誰も僕のことを知らないし、関与してこないんだ……」と思うと、しがらみから解放されたような気分になるのです。

もちろんやることがないわけではありませんが、慣れない土地に来たことで『自分の時間』を手に入れられたような気がしました。

現代人は忙し過ぎて、この『自分の時間』を取るのが苦手な気がします。
でも、どんなに忙しくても、ほんの僅かでも、自分の時間は確保した方が精神衛生上に良いです。

これもまた大袈裟かもしれませんが、誰かに見られている感じ、誰かにチェックされているような感じ、誰かにコントロールされているような感じ……と、こういうものを感じなくて済むのです。

もちろん人間関係がゼロになってしまったら実際は困ります。
でも、たまには短時間でも自分だけの時間を確保捨て欲しいです。
無理に京都に行かずとも、それこそ僕のようにひきこもるのも含めて、自分の時間を確保できると心身が安らぐのです。

 

行った先で交流先がありました。
これがまたおもしろいのです。
普段の自分を取り巻く人間関係とは違った、まったく別の人間関係。
これも、非日常ですよね。

知っている人だと、相手の反応ってある程度わかりますよね。
でも初対面の方と話すと、そういうものがないので、普段とは違った緊張感がありました。
おそらく、普段とは違った脳を使っていたと思うので、そういう意味でも、行って良かったと思える次第です。

別に自分の時間を確保するために、旅行に行くべきだとか、知らない人と話すのは義務だとか、そういうことは考えなくて良いです。

プチいつもと違った行動。
たまにで良いので、これを取り入れて欲しいのです。
そうすると、今までの自分では気づかなかった学びが得られることが多いのです。

僕に関して言えば、「嗚呼。なんだかんだで僕は恵まれているんだ……」と思いました。

旅

 

人は人によって恵まれる

遠出して、自分だけの時間を確保して……というのも有意義ですが、敢えて普段接することのない人と思いっきり逢ってみたいと思いませんか。

「普段の自分ならそんな会話しないよね……」的な人と話をすることによって世界はとても広がります。
コミュニケーションが著しく苦手な方は別ですが、そうでないのなら、非日常的なコミュニケーションも有意義だったりするものです。
学びもたくさん得られます。

人間関係を意図的に変えてしまう面白さっていうのもありますよね。

マンネリ化した人間関係はますますマンネリ化しそうです。
でも、だからこそやや強引に新しい出会いを求めて声をかけてみるというのも生きだと思います。

人は人によって磨かれる。

新しい刺激を時々取り入れることで、僕自身も少しでは成長できたのではないかと感じています。

もし可能であればあなたも小さな非日常を試してみてください。
きっと今まで見たことのない、感じたことのない世界が広がって行きます。

 

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