ココロセラピストが考える！　捨てるの大好き！『捨て子さん』とは!? ～なんでも捨ててスッキリ爽快？～

そもそも捨ててスッキリするのは『ゴミ』です！

モノを処分する際に、基本的に捨ててスッキリするモノは『ゴミ』です。
不要なモノではあるけれど、捨てるには抵抗があって悩んでしまう。
そういう時は『ゴミ』とは呼びませんよね。
たとえ結果的にゴミ箱の中に行くとしても。

認識の違いだけではありますが、『不要なモノ』と『ゴミ』って違うのです。
ゴミは一時保管していても良いことはありませんので、ガシガシ捨ててしまって良いと思います。
でも、『不要なモノ』はまだ価値がゼロなわけでないので、可能であれば『リサイクル』か『リユース』して欲しいと思います。
また、やむなく捨てる際も、「スッキリ―★」ではなくて、「今まで役に立ってくれてありがとう」という気持ちで処分してくれたら嬉しいです。

人によっては、そう考えてしまうと意識してしまって捨てられなくなる人もいるので絶対にそうしなさいとは言いません。
ただ、今まで自分の役に立ってくれていたのだから、感謝の気持ちでお別れをした方が、自分にとってもモノにとっても気持ちが良い気がするのです。

人間に例えて考えてみましょう。
会社の社員が増えすぎたからリストラをすることになったとします。
正社員も、派遣社員も、パートも、アルバイトも。実権を握っていて、自分の立場は安泰という人であれば何とも思わないかもしれませんが、リストラされる側だったらどんな気持ちでしょうか。

「リストラで会社もスッキリ―★」なんて言われたら、僕ならおそらく激怒するか泣くと思います。
なんて冷酷無慈悲な恩知らずだと思うかもしれません。
まるで自分がゴミであるかのように、捨ててサッパリされてしまうなんて耐えられません。
止むを得ない事情があったとしても、せめて「今までありがとう」という気持ちくらいは見せてくれたらと思いますよね。

少し脱線しますが、これも非常に多いので気になっている問題です。
SNSで「友達が増えすぎたので、○○人くらい外して行きまーす！」という投稿をしている人っていますよね。

僕は「相性は大事だから、どうしても合わない人とは積極的に離れた方が良い」と日々主張しています。
僕も場合によっては人を外すこともあります。
ちなみに僕はそれを『断“者”離』（ダンシャリ）と呼んでいます。
『者』とは『人』のことです。