子供たちが住みよい時代をつくろう! ~ 僕たちが老害と呼ばれないために~

子供たちが元気で笑顔に育つ環境こそが真の平和のバロメーターなのです。

ちなみに僕はこの保育所の園長を個人攻撃したいのではありません。
我が子を後回しにして『お客さま』である他人のお子さんを最優先にしなさいというのはどうかと思うのです。
これは保育所に限った事ではなくどの業種にもいえる事です。
だって多くの方は家族を守るために働いていると思うのです。

確かに古風な人は「社会人になったら仕事が最優先だ! 親の死に目に会えると思うなよ!」という人たちもいました。

でもそれは違うのです。
もともと子供や子孫に興味がなく仕事が生きがいで、それ以外の事はどうでもいいという人たちは、それはそれで良いのです。
結婚しなければならないとか、子供を産み育てなければならないとか、そんな決まりはありません。
みんなもっと自由に生きる権利を持っています。
自分が望んだライフスタイルを追求すれば良いのです。

ただし、だからといって自分だけを最優先にする考えは少々安易すぎます。
どちらにしても子供が減り続けたら人類は滅びます。
未来人のことなんか自分にはまったく関係ないというのは流石に無責任と言うか薄情です。

子供がいてもいなくても、子供たちが安心して生まれてきて、安心して暮らせる社会を目指すことは僕たち大人にとっては重要な課題なのです。

 

未来を創る!

僕たちは仕事を通して何をしているのでしょうか。
それは未来を創っているのです。
未来がどうでもよければ、そもそも仕事なんてしなくて良いのです。

明日が今日よりも良い日になるために頑張っているのです。
なのに負のルーティンを生み出してどうするのでしょうか。
負のルーティンを当たり前と思いこみ、次世代に引き継がせてどうするのでしょうか。

スピリチュアル盲信者は「子供は生まれる前に親と自分の次の人生での課題を自分の意思で決めてから生まれてくるのよ」と勝ち誇ったように言うかもしれません。

ちょっと待ってください。
誰だって可能ならば出来るだけ平和で幸せな世界に生まれて生きたいと思いませんか。
もし残念ながらそうではない環境に生まれてしまったら、明日と言う未来を少しでも良くして次世代に託したいと思いませんか。

だとしたら生まれる前に、そうなるように頑張ろうって思っていたと思いませんか。
だったら、明日と言う日に自分がより幸せになれる方法を考えましょうよ。
子供たちが安心して生まれ育てる環境を作りましょうよ。

子供たちが安心して生まれ育てない環境が今ここにあると思うなら、僕たちは間違った未来に向かって進んでいるという事なのです。

子供たちが元気で笑顔に育つ環境こそが真の平和のバロメーターなのです。
ブランドバッグをいくつ持っているかとか、週に何回ステーキを食べられるかが幸せの価値基準ではないのです。

子供って無防備なのです。
未熟なのです。
無防備で未熟な存在が、安心感を持ってスクスクと育つということは、それこそ良い国、良い時代の証明なのです。

毎朝、通勤途中に駅のホームで飛び込みたくなるような時代、終わりにしませんか。
「そうはいうけど、どうしろっていうんですか!」と思うかもしれません。

正解は僕にもわかりません。
でも、「こんな明日を創りたいな!」とか「●●の問題は××したらいいかもしれないね!」とか、とにかく常に「いい方向にアンテナを伸ばし情報を発信し続ける事が大事」だと思うのです。
それが難しければ自分の生きづらさを具体化して問題提起するだけでも良いと思うのです。
愚痴や諦めを毎日発信しても迷惑なだけです。
そして自分たち大人社会だけを見るのではなくて、巷の子供たちがちゃんと元気に暮らせているかを時々意識してあげて下さい。

 

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