ココロセラピストが考える！　嫌われる勇気？～合法的に嫌われる方法～

POINT2：ジェスチャー

喧嘩になってしまう原因は言葉によるものが多いです。
「言った」「言わなかった」で大論争に発展することも多々あります。
しかし相手が露骨に嫌がることを言ってしまうと、嫌われる代償も大きくなってしまいます。
でも、言葉を使わなければ自分が加害者になることなく嫌われる事ができます。

コミュニケーションには『言語コミュニケーション』と『非言語コミュニケーション』があります。
後者は主にジェスチャーがそれに当たります。

たとえば、睨みつける。そうすると不快感を伝えることになりますよね。
これは、効果はありますがリスクも高いです。
世の中には目が合っただけで喧嘩を売っていると勘違いして襲いかかって来る人もいます。

なので、もっと巧妙なテクニックを使う必要があります。
簡単ですし、誰でもできます。

『貧乏ゆすり』……いちばん簡単です。
間違いなく悪いイメージになります。
貧乏ゆすりをされると生理的に不快感を伴います。
その際、注意することは表情です。
表情が暗くなっているとイライラしていると思われるので、自然な笑顔を心がけて下さい。

貧乏ゆすりをしていると「え？　なんか、怒ってますか？（急いでますか？）」と言われるかもしれません。
そうしたら「いや……別に……」と笑顔で答えて下さい。
そうすると相手はだんだん不快かつ不安になっていきます。
根気強くやり続ければ話を早々に切り上げて、何処かにいなくなってくれると思います。
ただし、これはマナー違反なので決して目上の方にはやらないでください。

『手であちこち身体を触る』……貧乏ゆすりより巧妙です。
手で自分の顔やアゴを触り続けて下さい。
不安や落ち着きの無さが相手に露骨に伝わります。
相手はだんだんイヤな気分になって来ます。
でも、相手に喧嘩を売っているわけではないので怒られる可能性は低いです。
首や胸のあたりをボリボリかくのも効果大です。
膝を掻きむしっても良いでしょう。
手をこねくり回すのも高等テクニックです。
もし「どうしたの？」と言われたら貧乏ゆすり同様に「いや……別に…」で大丈夫です。

もし注意されたら「え？　何かマズかったですか？」と質問して下さい。
どうして、それらのジェスチャーが相手に不快感を与えるのかは説明が難しいです。
だから相手も返答に困ってものすごくイヤな気持ちになります。
そして嫌ってくれます。
ただし、人がたくさんいるところでやると多くの人に影響を与えてしまいます。
みんなに嫌われてしまうと困るので、TPOはわきまえて下さい。

POINT3：言葉

悪口は危険過ぎるのでお勧めしません。
でも嫌われるだけなら愚痴が効果的です。
何を言っても悲観的な発言をしつづければ良いのです。
相手が嫌ってくれるまで自分からつきまとって愚痴を言い続けて下さい。

「愚痴は聞きたくない」とハッキリと言われたら逆ギレしてください。
嫌われる絶好のチャンスです。
「私がこんなに悩んでいるのに、話を聞いてくれようとも思わないの！？」と語気を強くして言ってみて下さい。
相手はうんざりします。
いつの間にか悪者扱いされてしまってどうして良いかわからなくなり、相手は自ずと逃げていくと思います。
ただ、稀に愚痴が好きな人もいますので事前に相手のタイプを観察してから行って下さい。

愚痴が思いつかない場合は、意味不明で効果のある呪文があります。
それは「私は、これから先、どうなってしまうのでしょう？」というフレーズです。
まったく意味不明だと思いますが、案外効果があります。
基本的にこのフレーズはポジティヴな状態では使いません。
なんらかの不安があるから口に出るタイプの言葉です。
なんだかよくわからないけれど、ものすごく深い悩みを持っている印象を与えられます。
「どうしたの？」と聞かれたら「ふぅ……」と言って黙りこむだけで大丈夫です。
話が先に進みませんし、状況がさっぱり理解できないので相手はだんだんイヤな気持ちになって来ます。
一緒にいるのが耐えられなくなって、きっと何処かに立ち去ってくれるでしょう。

POINT4：溜息

何も言わず、とにかく「はぁぁぁぁっ……」と大きな溜息をするだけです。
何かひとつ発言するたびに溜息をして下さい。
それを繰り返すだけです。
注意点は相手の発言の時に溜息をつくと批判的な態度に思われてしまう可能性があるので、自分の発言の時が望ましいです。
話の内容は一切関係ありません。
何でも構わないので、とにかく、大きくため息を繰り返すことです。
次第に相手は不快度が増してきて去って行ってくれると思います。