【自然の教え】植物が教えてくれた体の使い方 — 植物からのヒント —

日頃、自分がどのような体の使い方をしているか 意識していますでしょうか? 今回は、植物が教えてくれた体の使い方を分かち合いたいと思います。

【体の使い方が人生を変える!?】

日本には、言霊という言葉があるので
自分の使っている言葉を意識することはあると思います。

しかし、
体の使い方を意識することは少ないかもしれません。

昔、まだ私が、会社に勤めて
”辛い”と思って仕事をしている時
ショッキングな言葉に出逢いました。

それは、

「君がつまらない人生を歩んでいるのは
つまらない体の使い方をしているからだ」

つまらない人生=つまらない体の使い方

私は、妙に納得してしまいました。

でも、この方程式が成り立つならば
次の方程式が成り立つわけです。

活力溢れる人生=活力溢れる体の使い方

普通は、次のように思うと思います。

「活力溢れる人生」だから
「活力溢れる体の使い方」になるんだと。

しかし、
実は逆です。

「活力溢れる体の使い方」をするから
「活力溢れる人生」になるのです。

これは、大発見でした。

つまり、私達は、
体の使い方を意識するだけで
活力溢れる人生を歩めるわけです。

例えば
誰かに名前を呼ばれて「はい」と答える時
背中を丸めて「はい」と答えるか
背中を伸ばして「はい!」と答えるのか。

体の使い方を意識した瞬間に
異なる人生を歩み出すのです。

 

【植物が教えてくれた体の使い方】

私が、昔、勤めていた時
朝には、決まって外で体操がありました。

体操が終わって、オフィスに戻る時
あることに気付きました。

それは、
95%くらいの人が下を向いて歩いている。

背中を丸くし下を向いている人は
一様に重い空気を放っていました。

私は、人間の体と、
植物体には類似点が多いため
自然体に生きる上で参考にしています。

成長している植物の先端を見てみて下さい。
上を向いています。

日が照りだせば
太陽の光の方へ顔を向けるのです。

特に
ひまわりは、分かりやすい先生です。

日が照っている時に
下を向いている植物は
ストレスを受けて弱っている植物か
最後の時を迎えようとしている植物かです。

自然体に生きる植物は
体の使い方を教えてくれています。

大変な事が起こったのを想像して
次の事をしてみて下さい。

1.背を丸くして下を向いて「大変だ」と言う

2.背を伸ばし上を向いて「大変だ」と言う

いかがでしょうか?

「大変だ」の言葉のトーンの違いや気分など
何か違いを感じましたでしょうか?

ちなみに、天を仰ぐという言葉
ピンチの時に上を向く行動ですが
それは、天からのメッセージを受け取るためといいます。

意識して背筋を伸ばして、
上を向いて深呼吸してみましょう!

植物と同じように
目には見えない降り注ぐ光を感じましょう。

それが本来の状態なので
心と体は心地良く感じると思います。

そして、夜にはゆっくり休んで下さいね。
植物も光合成を止めて休んでいます。

緩急は大事です。

 

《井田 敦之 さんの記事一覧はコチラ》
https://www.el-aura.com/writer/shizensaibai/?c=156960