私、嫌われたいんです!
人は誰しも好かれたい。
そう思っていると思います。
一方で、真逆の思いのある方も実際は多いのです。
嫌われたいなんて思うハズが無い。
そう思うかもしれません。
もちろん普通に考えればそうです。
でも、嫌われたいというのは別に特殊な価値観や趣味の人の考え方というわけでは無いのです。
では、どういう人が「嫌われたい!」と思うのでしょうか。
簡単です。
もしかしたら一度や二度はあなたにも身に覚えがあるかもしれません。
それは、嫌いな人に好かれて困ってしまったから。
好かれると厄介なことになるから。
好かれているかどうかは別として何かに誘導しようとしてくるから。
イヤな飲み会に誘って欲しくないから。
先輩(orメンター)面するから。
自分がその相手を嫌いだから……。
つまり、嫌われることで身を守りたいのです。
だから「いっそ、嫌ってくれないかな……」と思ってしまうのは不思議でもなんでもないのです。
もちろん、本当は嫌われないで、リスクを回避するのがいちばんです。
しかし、世の中には正攻法では通用しない相手も少なからず存在するのです。
嫌われることが良いことなのかどうかは僕にはわかりません。
でも、嫌われてでも相手と距離を置きたい気持ちを否定するつもりはありません。
逃げても追いかけて来るような相手なら、相手が「もう、この人とは関わりたくないな……」と思ってもらいたいものです。
ちなみに、嫌われると簡単に言っても、嫌われたがために攻撃対象にされてしまったら本末転倒です。
なので、嫌われる際は、あくまでも相手が「関わりたくない!」と思って貰えるように工夫する必要があります。
日本には『なかよし幻想』が根強く残っています。
もちろん僕はその考え方は好きです。
みんなが仲良しならどんなに素晴らしいと思います。
でも、それを義務化してしまうとつらくなってしまうこともあるのです。
どんなに相手を思い遣っても、どんなに自分が言動を変えても、相手が必ずしも自分好みに変わってくれるとは限らないのです。
そもそも力づくで相手を変えようと思うなら、それこそナンセンスです。
どうしても仲良くなれない。
会うと必ず戦いになる。
そんな辛いことはありません。
率先して嫌われる必要はありませんが、時には嫌われる勇気も大事なのです。
合法的に嫌われる方法とは?
嫌われるのは簡単です。
手段は選んだ方が良いです。
手段を選ばずに嫌われると、余計狙われたりストーキングされたりするかもしれません。
イジメの対象にされてしまう危険性もあります。
過激な手段で嫌われるとそれこそ法に触れてしまうかもしれません。
だから、嫌われたいと思っても焦らずに、相手から自然に遠ざかりたくなるような工夫が必要です。
そこで今から、一緒に合法的に嫌われる方法を見ていきましょう。
ただし、濫用しすぎると関係無い人たちにまで嫌われてしまう危険性があります。
嫌われる目的を決して忘れないで下さい。
関わりたくない人から身を守るため、です。
POINT1:タバコを吸う
「タバコを吸ったら悪者ですか?」と怒らないで下さい。
吸っても良いです。
ただし現代社会ではタバコはそれほど良いモノの扱いはされません。
苦手な人は、ものすごく多いです。
ただ愛煙家には理解されづらいですが、タバコが苦手な人は、本当にちょっとしたニオイや煙で具合が悪くなるのです。
咽こんだり、頭が痛くなったりします。
その場に一秒たりともいたくないほど追い詰める事が出来ます。
でも、いくら嫌われたいからといってマナー違反はしたくないと思うかもしれません。
大丈夫です。
ぜひマナーを守って下さい。
きちんと、「タバコを吸っても良いですか?」と許可を取るなり、喫煙所を利用するなどして下さい。
それでも十分すぎるほど効果があります。
タバコが苦手な人は「ちょっと良いですか?」と言われただけで苦痛になります。
ダメと言ったら自分が冷たい人間みたいに思えて自己嫌悪に陥るからです。
あるいは「なんで?」と食い下がられると面倒だからです。
喫煙所を利用しても、タバコが苦手な人は喫煙所の扉が開閉する度に具合が悪くなっているのです。
そして、吸い終わった人が出てきて近寄ってきただけで、そのニオイでダメージを受けるのです。
これは心身に信じられないほどの打撃を与えられるので、相当苦しめる事が出来ます。
でも、マナーを守っているので文句は言えません。
ある意味、最強だと思います。
しかし、タバコが好きな方には逆効果です。
仲間意識が芽生え、好かれてしまう可能性があるので気をつけて下さい。