話を戻して『たあ坊知的障害者説』、『ダウン症児は天使に似てる説』と酷似していますよね。
僕は必ずしもシュタイナーが結果的にたあ坊を迫害した元祖だと言っているわけではありません。
ちょっとした発言は、色々と絡み合い、場合によっては、それほどまでに大きな影響力を持つという話をしているのです。
念のため「みんなのたあ坊は障害者設定では無い」ということと「たあ坊が障害者だとしても、それが不謹慎であるわけではない」ということ「障害者は天使ではなく人間だ」という事はここで繰り返させて頂きます。
「みんなの……」復活にも言霊パワー！
負の言霊によって闇に葬られてしまった『みんなのたあ坊』ですが、現在は見事に復活して現役で活躍しています。
奇妙な噂に振り回されて散々な彼。でも、彼はふてくされることも無く、不死鳥のごとく蘇りました。
そのせいか僕の中では彼に対する見方が大きく変わりました。
イジメに負けなかった少年。
なんだか、そんな気がしませんか。「誰に、何を言われても負けるなよ！」と。
別に、たあ坊やサンリオが、そう言っているわけではないのですが、彼の復活は彼の印象をパワーアップさせたのではないかと思っています。
たあ坊を葬り去ったのは言霊。しかし、彼を救ったのもまた言霊。僕はそう思っています。
彼が世間から姿を消してしまってからも、ファンはずっと彼を応援し続けていたのだと思います。
確かに『たあ坊障害者説』も広まってしまったと思います。
でも、一方で彼に対する『声援』も消えなかったのです。
負の言霊は、たった一言でも大きなパワーを持っています。
でも、それを上回る数の正の言霊パワーがあれば、負の言霊パワーに打ち勝つ事ができるのです。
彼を応援するたくさんの声が、時を越えて彼を蘇らせたのです。
だって、誰も応援しなかったり悪い噂を真に受けてしまったりしていたら蘇る必要性すらありませんもの。
次々に新しいキャラクターだって増えていますし。
言霊パワーが地獄の底から彼を救いだしたのです。
（※単にリバイバル・ブームだからじゃないかというツッコミはご容赦ください）
爆破予告
『みんなのたあ坊』は架空のキャラクターの話じゃないかと思う方もいると思いますので、リアリティのある例も出しますね。
それは、爆破予告。
時々ニュースに挙がって来ますよね。
「○○大学に爆弾を仕掛けた」という脅迫が届いたという話。
でも、実際には爆弾は発見されない事が多いです。
そうすると、実際に爆弾という物体があろうとなかろうと、負の言霊パワーで大学はまず休校になります。
爆弾が仕掛けられていない可能性が高くても休校になります。
警察の調査が入ります。
ちょっとしたイタズラめいた言葉にもかかわらず、たくさんの人の心が曇り、スケジュールが変わり、税金が使われ、大きな影響を与えるのです。
先日、僕の地元のお祭りも、同様の脅迫で中止になったそうです。
僕はとても悲しい気持ちになりました。
祭りは人々を楽しませる大事なイベントです。
たくさんの人たちの楽しみを、イタズラめいた言葉だけで奪ってしまったのです。
この例え話を決して悪用しないで下さい。
または悪用しそうな人には教えないで下さい。
これは単なる言霊パワーがどれほどの威力を持つかの事例です。
言霊を使いこなそう！
言霊のパワーは、そう考えてみると、自分が思っているよりも、ずっと大きなパワーを秘めているのです。
もし、そうだとしたら、言葉の使い方だけであなたの人生は大きく激変すると思いませんか。
何故、負の言霊の例を長々と話したかというと、負の言霊の方が、威力が大きい事を知って欲しかったからです。
この記事を読んだあなたは、言霊のパワーをとてもリアルに理解したと思いますので、負の言霊を安易に使うのは止めようと思ってくれたと思います。
逆に、もし安易なポジティヴ発言ではなくて、本質をついた前向きの発言を多用したらどうでしょうか。
慣れるまで若干の時間こそかかるかもしれませんが、それでも、それだけの価値はあると思いませんか。
自分も、自分に体の誰かも、言葉によって救われ、言葉によって癒され、言葉によって自己実現し、言葉によって支え合えるのです。
言葉は言霊となり具現化し、自分の人生に大きく影響するのです。
僕は一人でも多くの人に、それを知って欲しいと思っています。
だから、そんな気持ちを込めてこの原稿を書きました。
この記事は、きっと良い方向にあなたを導いてくれると思います。
この記事を読んで下さったあなたに最大限の感謝を伝えます。
ありがとう！
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