言霊に対してみんなが馴染んでくれていて嬉しい!
言葉にはパワーが秘められています。
それを『言霊』と言います。
言霊というと、不思議な世界のパワーのような感じがするかもしれません。
この言霊という言葉、「心理学的に……」でも「スピリチュアル的に……」でも、どちらでも構いません。
なんとなく本能的に言霊の概念は身体の中に染み込んでいて比較的受け入れやすいのではないかと思います。
なんとなく、受け入れられる。なんとなく実感できる。なんとなく理解できる。
この感覚は僕にとってはとてもありがたいことです。
なぜなら、既に言霊という概念をあなたが受け入れてくれているとしたら、言霊を使って人生をどんどん変化させていくことが出来るからです。
ネガティヴな言霊はパワーを発揮しやすい!
ネガティヴな言葉は強烈です。
と、言うと「ポジティヴ・イズ・ベストですね!」と自信満々にコメントして来そうな人もいるかもしれませんが、そういう事ではないです。
とても大事な事なので、少しだけ説明します。
ネガティヴにフタをして、無理矢理ポジティヴ・シンキングするのは少々安易です。
ネガティヴな出来ごとや考えを、再考し、認識を変え、良い方向にシフトチェンジする。
これが本当の意味でのポジティヴです。
これが得意な人は、かなりハイレベルでセルフコントロール出来る人です。
だからと言って、これが苦手だからと言ってダメなわけではありません。
そういう人は信頼できるカウンセラーやセラピストを利用すれば、方向性を誤ることはなくなると思いますので、怖がらないで下さいね。
というわけで、ネガティヴな言葉がどれほど危険かをぜひ知っておいて欲しいので今から、ちょっとだけ怖い話をします。安心して下さい。それを聞いたからどうなるというわけではありません。
「たかが言葉」と思っていても、言葉がどれだけ大きなパワーを持っているかを知った方が、あなた自身が言霊パワーを使う際に参考になると思います。
「みんなの……」人気者の彼が闇に葬られた事件!
男性の方はもしかしたら知らないかもしれませんが、女性の方はおそらくみなさん、一度くらいは彼の名前を聞いた事があると思います。彼の名は『みんなのたあ坊』です。
そう、国民的癒し系マスコット・キャラクターをたくさん生みだしているサンリオのキャラクターです。
なにげに僕も彼のファンで、彼の本『哲人訓』を持っているくらいです。
ちなみに、たあ坊は今でこそ再び人気キャラとして復活しましたが、実は一時、姿をくらましていたのです。
「そういえば、しばらく見なかった時期があったかも……」と思った方もいらっしゃると思います。
その背景で、一体彼に何が起きていたのかと言うと、邪悪な言霊によって表舞台から消されてしまっていたのです。
『たあ坊=知的障害者』説が、流布してしまったのです。
他にも『ダウン症』とか、いろいろ言われていたみたいです。
ちなみによくよく考えれば百歩譲って彼が障害者だったとして、何故それがいけないのかも謎ですよね。
それこそが僕に言わせれば差別だと思います。
サンリオとかけ離れた例えですがアメリカのMARVELキャラクターに『デアデビル』というヒーローがいます。
彼は『視覚障害者』設定です。噂でも何でもありません。でも、差別されません。過去に映画にもなりました。海外ドラマにもなりました。僕も大好きでドラマはチェックしています。
ところ変われば障害者に対するイメージも違うのかもしれません。
『たあ坊障害者説』はもちろん、公式設定でも裏設定でもありません。
何処かの誰かが、きっと「障害者差別だ!」「不謹慎だ!」とでも言ったのでしょう。