ココロセラピストが語る!『SNS疲れ対処法』とは?~オンでもオフでもコミュニケーション能力が大事!~

SNSに限ったことではありません。学校でも会社でも何処でも一緒です。理不尽なことではありますが、正論をぶつけて変質者の怒りをエスカレートさせてしまっては命さえも危険になってしまいます。

SNS大好き!

僕はSNSが大好きです。FACEBOOKも、mixiも大好きです。これらの媒体と出会った事で、僕の人生は大きく変わりました。

という話をすると「楽して稼げる!」とか「億万長者になってセドナに行くなんてステキじゃない?」とか、怪しいビジネスの話に誘導されるのではないかと不安になる方もいると思いますが、そういうことではありません。

でも、そういう有難迷惑な話も含めてかもしれません。
どういうことかというと、本来出会うはずがないであろう人たちと出会えるという体験が僕の人生を大きく変えた気がします。

自分とは違う世代、自分とは違う職種、自分とは違う地域、あるいは国。異性。
こういう人たちと関わることが出来るってとてもスゴイことだと思います。

普通に考えたら、生まれ育った身近な環境で人生の大半は決まってしまうと思います。主に関わるのは親ですよね。次に同じ小学校、中学校の同級生、先輩後輩。大学に行けば、地元以外の人も集まってくるので、若干世界が広がります。就職すると、転職でもしない限りはほぼ毎日、同じ人と関わり続けます。もちろん例外もありますよ。そんな集団の中である意味パターン化された生活をしているわけです。

もちろん同じ人と末永く接して行くのはものすごく重要な事です。分刻みで人間関係が変わって行く人生は、それはそれで大変だと思います。家族や地域の人々、会社の人たち、そういう人たちと長い年月をかけて信頼関係を増し、相互理解をして、どんどん深い関係になっていけたら最高だと思います。

ただ、SNSが登場してからは、それ以外の世界の人たちとも出会える可能性が高まったのです。これが本当に楽しい。今までの自分だったら、あるいは自分を取り巻く集団では思いもつかないような発想を持っている人に出会ったり、今までの環境では趣味や価値観をどうしても理解して貰えなかった人たちが、仲間を見つけることが出来るのです。

そうやって、本来ならば出会わなかった人たちと出会えるようになったことで世界は一気に広まり、今まで使わなかった脳が活性化されたような気持ちを感じられるようになりました。

また、自分の考えや、気持ち、持っている情報を発信できるというのもとても魅力的です。伝えたいことはたくさんあっても、従来の環境だけでは興味を持ってくれない人は話を聞いてくれない人もたくさんいると思います。
でも、SNSを通せば、自分の言葉は少なからず誰かに届くのです。
これは本当に素晴らしいと思います。

 

SNSって疲れるよね……

では、何故SNSで疲れたりストレスがたまったりするのでしょうか。
シンプルに考えると「なんだ、そんなことか……」と思うかもしれません。
実に単純な話で人間関係が複雑になったからです。

SNSがあろうとなかろうと人間は社会的動物なので誰かとほぼ確実に触れ合って生きています。
それは基本的には良い事ですが、同時にストレスでもあるのです。

たとえば、家族が必ずしもみんなで意気投合して、大の仲よしかと言うと必ずしもそうではないです。
同じ血を引いているからと言って結局のところ、自分は自分で、親は親。
兄も姉も弟も妹も、みんな自分とは違う存在なのです。
(※それを理解できない人は家庭環境が悪くなりやすいので注意してくださいね)

学校も同様です。そもそも学校ごとに教育理念みたいなものがあると思いますが、不思議と入ってからそのルールの上で生活させられるわけです。ここで年々も過ごしているうちに学校が目指す人間像に少しずつ近づいて行くのです。
疑問を持たず完全に順応してしまうと、それが普通であり常識だと思い込んでしまい、いざ卒業すると、同じ国内にいても世間はこんなにも広く、価値観も多様なのかとカルチャーショックを受けるわけです。

人はそれぞれTPOに応じていくつもの仮面をかぶって自分と言うキャラクターを演じています。同時に「私らしく……」という価値観も尊重した方が良いとされています。しかし実際「私らしさ」を何処でたして良いのかというのが重要な問題になってきます。

ある種の閉塞感から解放されたい時、SNSは本当に救いになると思います。逆に、普段と違った自分を演出してみたいと思った時もSNSは便利かもしれません。どちらにしても、それはそれで新しいペルソナなのです。

そうするとSNSという新しい環境で新しい人間関係で、新しい自分(自分をどう表現するかは自由ですが)としてコミュニケーションが生まれます。おそらく、これがプラスの側面でもあり、ストレスの原因のひとつなのかもしれません。