自分の願いを引き寄せる方法~目標到達がすべてではない

例えば、その目標に向かって何かをしていたとき、うまくいかなかったり、関係する人たちと輪が広がらなかったり……。 それで、あきらめてしまってはいけません。

みなさま、こんにちは。
京都スピリチュアル・セラピストの宮 徳戸∞(ミヤノリト)です☆

スピリチュアルな視点から、この世を楽しく生きるヒントを「ことだまのーと」を通して発信致します。

 

今回のテーマは、「自分の願いを引き寄せる方法~目標到達がすべてではない」

みなさまには何か願い事がありますか?
願い事というのは、多分、人間にとってなくてはならないものだと感じます。
「生きている」ということは基本的な食の他にも必要な欲求があります。

それは、ただ食べて存在しているだけではなく、目標や楽しみ、お役目などというものは生きていく上で大切ですね。
その中で、「願いこと」というのは、自分が進む方向を示す一つの勢いを持っているエネルギーなのです。

「願い」が持続すればするほど、そのものの現実化を促す霊的なエネルギーが働きます。
しかし、実は、願いが強過ぎると、霊的な介入のスキができないので、なかなか叶うことができないのです。
また、その願いに執着をするということも、願いが叶うことができない要因でもあります。
執着には、邪心や様々な浄化されない思いが乗ってきますので、スムーズな流れをふさぐ作用が働きます。

なかなか難しいところではあるのですが、「願い=自分が進む方向を明示し、決断し、行動する」という形のみで結果を宇宙に任せれば、その後追いのエネルギーは流れやすくなるのですね。

「願い」を掲げても、自分がそれに対して何もしていなかったら、そのものへと向かう霊的エネルギーは働きません。
思って「行動」を通してのみこそが、その願いを引き寄せるエネルギーが働くのです。
自分の中にあるアンテナが伸びている方向へと意識を向け、それに対しての「ゆらぎ」を起こさなければ、霊的な動きを生じることができないのです。

 

しかし、色々経験する中で「心変わり」をします。

例えば、その目標に向かって何かをしていたとき、うまくいかなかったり、関係する人たちと輪が広がらなかったり……。
それで、あきらめてしまってはいけません。
その中で自分が何を学んだか、何を感じたかを深く探り、自分に足りなかったもの、改善すべき点等を検討する余地があります。
目標を達成するために確固たる意思を持ちそのまま突き進まなければ、大きな願いであればあるほど近づくことはできません。

それに向かって鍛練し、多くの年月をかけて突き進むと、自分が磨かれていきます。
自分の中の原石を磨くのは、自分自身のみなのです。

しかし、原石を磨くうち、たとえ自分の目標の方向が逸れてしまっても、それはそれでかまわないのです。

私たちの最終目的地は、「願い」や「目標」ではなく、いかに多くの経験をするかなのです。
はじめの願いから結果が外れていたとしても、それはきっと自分にとっての充実感、達成感を得ることができ、万事すべてよしと後々思うことができるでしょう。

 

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