ココロセラピストが語る!『情報に支配されず人生の質を上げる方法』とは

考えてみて下さい。 心がスッキリしない時ってどんな時でしょうか。 心が病んでしまう人ってどんな人でしょうか。

カウンセラーやセラピストだったらどうでしょうか。
やはり知識偏重主義に走っては意味がありません。
カウンセラーはよく誤解されますが、心理学の知識を教える人ではありません。
知識だけを与えてもクライエントの心は晴れません。
クライエントの話をしっかり聴いて、少しでもQOL(生活の質)が向上するように自分の持てる知識のすべてを駆使して活用するのです。
「私、○○資格を持ってます」とか「私、××スクール行ってました」とか、「だから何?」という話なのです。
「すごい私を見て……」ではなく「クライエントを見なさい!」という話なのです。

 

情報に支配されない生き方とは?

現代は情報社会です。
情報戦争現在進行形と言っても過言ではない時代です。
それほど世の中は情報で溢れかえっています。
だからこそ、自分の人生にとって必要な情報を選別し、不要な情報に流されること無く、自分の大切な時間を奪われること無く賢く生きる。
このように意識を向けてみると、今までとは違った何かを感じられるようになるかもしれません。
また情報は情報でしかありません。
冷静に情報を分析し、判断する能力は大事ですが、その情報に対し、自分がどう感じているのかということも、もう少し大事にして見て下さい。

時々、他人の意見をまるで自分の意見のように流暢に語る人がいます。
僕たち人間が人間でなかったら、それでも問題無いのかもしれません。
しかし僕たち人間は音声レコーダーではありません。
人間は想い(考え・意見)を乗せるから生きていられるのです。

考えてみて下さい。
心がスッキリしない時ってどんな時でしょうか。
心が病んでしまう人ってどんな人でしょうか。

自分の気持ちを無視したり、フタをしたり、吐き出す場所がなかったりする人が殆どでは無いでしょうか。
一方、元気な人はどうでしょう。
自分の気持ちを上手に相手に伝えて交流できる人です。
知識の量だけが人生の質(QOL)を決定しているわけではないのです。

冒頭でネット大好きな僕がネットを出来なくなったことがあったと書きました。
そのこと自体は嬉しくないことでした。
でも、一方でSNS疲れから解放されてホッとしている自分もいたのです。
苦笑するしかありませんでした。
まさしく自分自身が情報の海に溺れかけていたのですから。
やっぱりネットが大好きな僕ですが、それからは、バランス良くネットと共存しています。

ネットに限ったことでは無く、仕事仲間の愚痴がメインの食事会やら、よくわからないメッセージが頻繁に飛んでくるLINE等、そういった類の情報も、一度、自分なりに整理してみるのもオススメです。

 

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