ココロセラピストが語る!『優柔不断』とは?~孤独な人生を歩まないために~

『優柔不断』。漢字を見ただけでは優しく物腰が柔らかい感じがしますが、本当は慢性的かつ現在進行形でグズでノロマで判断力がないという意味です。実は強烈なパワーのある言葉なのです。

 

仕事が忙しくて……。

「仕事が忙しい……」が口癖な人もいます。

やることがたくさんあって忙しいだけだから、それは優柔不断では無いと思うかもしれません。でも、立派な優柔不断です。

よく考えてください。そもそもメリハリがありません。お客さん相手にテキパキ動いているから優柔不断では無いとか言いわけはしないようにして下さい。

まずタスクが多すぎるとわかっているなら、効率化を考えるのがセオリーです。それを考えない時点で、グズでノロマなのです。

どうしても一人ではこなせない量や内容の仕事だったら、淡々とルーティンワークをこなすだけではなく、優先順位を考えた方が良いです。それでもダメなら誰かに相談すると言った事も必要になって来ます。でも、優柔不断な人は、それすらしません。

そのような状態が慢性化しているのであれば、それこそが問題であると認識し、思い切って会議の議題に提案することも大事です。しかし、危機感があるのかないのか、そういう大事なことはしません。

勤務表(シフト)が頻繁に変更されてしまうような会社でも、サービス残業が多い会社でも疑問すら感じません。

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急な勤務変更や無償の勤務時間追加も毎度毎度快諾し「私は優しくて柔軟性があるからみんなに頼られているに違いないわ!」と本気で思っていたら重症です。会社に見下されているか利用されているだけです。

その手のタイプは優柔不断なので、恋人や家族、友人との約束も平気で破ります。上辺だけ取り繕って「この穴埋めは必ず!」などと言いわけをしますが、穴埋めをきちんとできる人ならば、そもそも毎度毎度、人との約束を破ったりしません。

言い切ってしまいますが、そういうタイプの人は仕事以外のすべてを犠牲にして仕事に情熱を注いでいるふうですが、頭を使わないので仕事の効率は上がりませんし結果も出せません。残念ながら出世もしませんし昇給もしません。

家族にもプライベートな仲間にも相手にされなくなり、リストラでもされたら最後。本当に孤独になってしまいます。

「そんな自分を誇りに思うの……!」と思えないなら、優柔不断を卒業した方が良いでしょう。

 

イケてる人と優柔不断な人の違い!

公私ともにうまく行っている人は、仕事が出来るから時間を作れて人間関係が良好なのではありません。メリハリをつけて優先順位を考え、そしてリスクを覚悟し、決断し、行動しているから物事が円滑に進んでいるのです。

走るばかりが人生ではありません。のんびりすることも同じくらい大事です。しかし「のんびり」と「ノロマ」は似ていてもまったく違うのです。

そして忘れないでください。心で感じてください。頭で考えてください。そして、決断し、行動して下さい。それらを忘れなければ優柔不断にはなりません。

自分だけでは現状を抜け出せない人もいると思います。それは決してあなたがダメな人間と言うことではありません。難しい問題は誰だって難しいのです。そして悩むのです。そういうときこそ覚悟を決めて、決断をして、いつもの負のルーティンワークから抜け出して信頼できる誰かに相談してみてください。きっと、道は開けます。

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