神様からの鬼電とご依頼【前編】― 神様はスマホも操る

そんな機能があると知らなかった私は、「神様は私より電子機器に詳しい」と驚きました。
鬼電

神様から鬼電がかかってきました。1分間に2~5回。カウンセリング中だった私が電話に対応できるまで何十回も。

これだけだと「スピリチュアルな不思議で面白い話」だと思ったのですが、実際に車で4時間以上かかるその神社に行ったところ、かなり大変な状態であり、何も知らない参拝者にも、スピリチュアル好きさんにも、悪影響があると思ったので記事にさせていただき、前後編でお伝えいたします。

 

 

神様からの鬼電

 

神様(正確には神様のお付きの者)からの鬼電は、その地に出張で訪れていた娘の携帯電話を通じてかかってきました。

カウンセリング中はマナーモードにしておくのですが、何故か娘からの電話はいつも着信音が鳴るのです。

 

着信してはすぐ切れるのを何度も繰り返すので、カウンセリング中だった私は取り急ぎLINEで「仕事中」と伝えたら「なんかけいたいおかしくて」「めっちゃかかっちゃう」「ばぐってるのかな」との返事。

 

「霊障?」と伝えたら「やばい、お母さんに連絡ついたとたん収まった」との返事。

大変そうではあるのですが、「仕事中」と短く伝えて電源を落とし、カウンセリングが全て終わったのが3時間後でした。

電源を再び入れると、LINEに娘から慌てて伝えた様子の以下のメッセージが残されていました。

 

「〇〇神社いってきた」「めっちゃ怖かったんだよね」「働いている人もみんな変で」「何かかざぐるまたくさんで怖かった」「〇〇神社では名乗ったからお母さんの事知っているのでは?」「とりあえずお母さんたち行くと思うからもうやめてって言ったら収まったから行ってあげてください」「電話かけだしたのが15:55で丁度〇〇神社についたくらい」

 

発信履歴の写メも数枚添付され、1分間に2~5回、写メがある分だけで30回以上は電話がかけられています。

 

スピリチュアルな力が本格的に目覚める前からも、私にはある程度の力があり、それは私の子ども達にも受け継がれていたので、日常的にこの世ならぬ物事について普通に話をしていました。

娘は時折、神様達から私への言伝をもらってくることがあるのです。

 

 

その神社と神様について

 

その神社は大きな街の一之宮で、御神気が大変強い、社も周囲の設備やしつらえもとても立派な神社です。

住民に大変愛され、中心街には分社もあり、夏には盛大なお祭りが執り行われます。

このTrinityに時折書いている「神社巡りこぼれ話」シリーズにあるように、私と流輝先生は北海道中全ての市町村の一之宮を訪れていますが、北海道の神社の神様の中で、1、2を争うくらい霊力が強く、位が高い神様です。

初めて訪れた時はその土地から立ち上り、まるで空にまで登れそうなくらいの御神気や清浄で荘厳なエネルギーに驚いたものです。

私が1年に1度くらいの割合で訪れると、まるで孫娘を迎えるように喜んでくださいます。

 

「〇〇神社さん、何か困っているのかな?」「流輝先生と相談してみるね」と打ち込むと、突然LINE画面の色が黄色に変わりました。

そんな機能があると知らなかった私は、「神様は私より電子機器に詳しい」と驚きました。

 

今年はその街に用事が無いから行かなくてもいいかな~と思っていたのですが、急遽スケジュールの合間を縫って旅行の計画を立てると、二人とも通常の3倍のご依頼をいただき、お礼を先払いされてしまいました。

 

 

神社の様子

 

その神社は小高い山の頂上にあり、周辺は大きな公園やキャンプ場で緑が多く残され、更にその周辺にキレイな建物が立ち並ぶ住宅街があり、交通量の多い道路も整備されています。

 

道路から坂を上ったところにある駐車場に車を止め、そこから階段を数段上ったところに、色とりどりのプラスチックでできた風車が快晴の日の光に照らされてキラキラ光りながら回っていました。

きれいな花手水もしつらえられ、沢山の風鈴が涼しげな音をたてています。

 

一見綺麗なその情景を目にした私は胸が苦しくなり、具合が悪くなってきました。

身体が重く、足が前に進みません。

 

私の霊力は浄化や霊視など色々ありますが、特徴的なのは気やエネルギーの浄・不浄を体感する炭鉱のカナリヤのような力です。

大抵は、流輝先生の力によりその社の浄化が終わると苦しさはすっと消えるのですが、その時は神社を後にしてからも収まらず、仕方がないので純米酒を買い、自ら気を籠めてお神酒代わりにして飲むまで収まりませんでした。

 

その神社で何がおこっていたかと言うと、おそらく日本中の神社で多かれ少なかれ起こっている事だと思います。

そしてそれは、命や人生にも大きくかかわる事なのです。

 

続きは後編に書かせていただきます。

 

 


 

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