「出過ぎた杭」の苦悩 — 美人、目立つ、優秀でイジメられる人へ

勝手に競われてライバル視され、攻撃され、イジメの対象になる場合も実は多いのです。
トマト

人間を身体、心、魂、スピリチュアル全てから見て問題を解決するホリスティックカウンセラーのわたもりです。
イジメや不登校、引きこもり、ニートのご相談も多いのですが、その意外な理由に「頭がいい」「美人」「目立つ」「雰囲気がある」「お金持ちの家の子」等、人から妬まれてと言うのがあります。

イジメに合わなくても、そう言う方はそう言う方で生きにくいのです。
今回は「目立つ人」はどう生きたらいいのかについて書きます。

 

何もしなくても目立ち勝手に競われてしまう人

イジメや不登校、引きこもり、ニートと聞くと、「その人自身がダメな人」というイメージがあるかもしれませんが、逆な場合もあります。

・一人だけずば抜けて成績が良い
・服装や持ち物などセンスが良くてマネされる
・どこへ行っても注目される
・すれ違う異性にジロジロ見られる

そう言う人はさぞかし薔薇色な人生だろうと思うかもしれませんが、それを辛く思う人もいるのです。
影口を言われ、妬まれ、自分の意図関係なく勝手にあれこれ思われてしまう。
それは誰でもそうかもしれませんが、目立ってしまう為にその頻度がとても多いのです。

日本文化は「和」を重んじ、「皆一緒」を無意識のうちに強要するので学校や会社と言った集団生活の中では特に辛くなります。

勝手に競われてライバル視され、攻撃され、イジメの対象になる場合も実は多いのです。

トマト

 

性格が良いからこそ深い苦悩

例え人より恵まれ目立っても、それを自慢出来る人は良いのですが、私のクライアント様は過敏体質HSPの方が多く、良心的なために「特別扱いは辛い」「注目されるのイヤ」となり、家から出るのが苦痛になります。

実は私も昔から同じ悩みがあり、小学1年生から中学3年生までいじめられていた理由が「美人で頭がいいから」と言われ、その自覚が無かった私は衝撃を受けました。
私は発達障害の症状ですごく困っていたし、自分で自分の顔が嫌いで、自分がおかしいのだと思っていたからです。

だから高校では目立たないように、勉強をしないで成績を悪く保ち、身ぎれいにせず、人との接触を避けるようにしていました。

それでも専門学校生時代に、全く面識のなかった人2名から、地下鉄駅で歩いている私を一目見て「この娘には負けたくないと思った」と友人付き合いをした数年後に言われたり、今も「すれ違う男性が皆、あなたの顔と胸を見て行くよ」と言われたりします。

これは当事者じゃない人にとっては自慢に思えるかもしれませんが、本人にしたらすごく不快なのです。
それが元で子どもの頃から嫌な思いをし続けているのですから。

トマト

 

出過ぎた杭になれ

これは、そう言う方に私がするアドバイスです。

「目立つ人が目立たないようにコソコソしていたら余計に目立つから、どうせなら思い切り目立って堂々としていましょう」

実は私は高校時代に「目立ちたくない」と思いながら何故か演劇部に入ってしまったのですが、思い切り目立つことをやったら「ああ、あの人はゲキ部だから」と、言われるようになったのです。

蔑み半分だとしても、「普通の人の中の目立つ人」から「別カテゴリの人」になったことで、目立っても気にされなくなりました。
「無理に『普通の人』になるのをやめて、思いっきり突き抜けてしまいましょう」と言うと、皆さん、目からうろこが落ちて、世界が明るくなった! という顔をします。

だって、目立つのも、美人なのも、頭が良いのも、自分が悪い訳じゃ無いもの‼

自分は自分でしかいられないし、相手が何をどう思っても、自分には相手の考えを変えられないから、自分として生きるしか無いのです。

これは以前記事にした「自他の境界」の問題です。
「あなたと私は違う人」自他の境界を持ちましょう — わたもりのメンタルケア講座
魂も普通の人とは違い、エネルギーの輝きも違うから、どうやっても目立たない人にはなれないのです。

皆さん、「判ってくれる人がいたのが何より嬉しい。今まで誰に相談しても、カウンセリングでも、何を贅沢な事を言っているの? って言われてたんです」と、涙されます。
「人より恵まれてるんだからもっと頑張れとか、自分に自信を持てと言われても、私は怖くて外に出られなかったんです」

今頃は長い間の重荷を下ろし、それぞれの世界で活躍されているようです。
それまで目立たないようにずっとブレーキを踏んだままだったから、前に進めなくて無理もなかったのです。

「私は私にしかなれない」

でも、どう生きるかは選べます。

私の結論は「だから、私として生きる」でした。

あなたはどうしますか?

 

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