スピリチュアルな目で見た時代の流れについて書いているわたもりの記事はTrinityでは珍しい?政治を扱ったもの。
「れいわ新選組ブームはいつまで続くのか?① — ブームを求める人たち」の続きです。
時代の呼吸
「れいわ新選組ブームはいつまで続くのか?① — ブームを求める人たち」では私の前世や魂の記憶から、歴史上の出来事も一種のブームで、時代の呼吸のような物だったと書きました。
無意識のうちに命を奪われそうな息苦しさがあって、だからこそ沢山空気を吸って、吸い切ったから、吐き出さずにはいられない。
酸素がいくら体に必要でも、吸いっぱなしには出来ない。
全てにピークがあり、そこを過ぎたらゆっくりと、あるいは急速に閉じる。
れいわ新選組の今回の躍進も、息苦しさがあったからこそ。
その息苦しさは、誰か、だけが何かをしたわけじゃなく、前後の時代の流れがあって、その土地や民族や宗教や政治や色恋や天候、それに重なる見えない世界のもの達のそれぞれの思惑があり、それらの要素を動かしています。
もっと細かく言うと、その裏にも、あれこれありますが、息苦しさから酸素を求めるだけ=ブームでは世の中は変わりません。
では、何が必要なんでしょう?
時代を動かす力
政治では「山は動く!」とか細川さんブームとか、色々ありました。
少し前のSEALDsと言う若者団体の人達は、もしかしたらマスコミでは一切報道されない現安倍政権への反対デモに参加しているのかもしれませんが、全員ではないでしょう。
ブーム、ムーブメントは①の記事に書いたような、「何者でもない人」が起こす物。
雨粒の一滴が集まり川になるように、はじめは特別な何かじゃなく、むしろ、特別な何かじゃ無いからこそ流れを作るのです。
もし、時代を動かす力があるしたら、それは地面に浸み込む雨粒の一滴のような名もなき人達だと私は思います。
その一滴も沢山集まれば山を崩すのだと。
そして、名もなき雨粒の一滴一滴を集めるリーダーが現れると、時には時代を変える力にもなります。
だから、本当に時代を変えるとしたら、雨粒をどれくらい集められるか? にかかっています。
今の政治の状態も、小泉政権時代の一種のブームと言って良い流れがあったからだという方もいます。
あの時代を批判する人が最近増えているけれど、当時は警鐘を鳴らす人はいても一般の方の目には触れず、もてはやす人ばかりでした。
小泉元首相は雨粒を集める力があったのだと思います。
その才能は先日結婚を発表した小泉進次郎議員にも受け継がれていそうです。
マスコミを操作しているから? 本当に? マスコミのない時代にも、時代を動かした人はいたのに?
まあ、雨粒を集める力のない人は、マスコミを操作するしかないとは思いますが。
今、現政権はダメだ! という人達の中にも、小泉政権を支持していた人がいる筈です。
それは良いでも悪いでもなく、人間ってそういうものだと私は思うのです。
ずっと同じではいられないというだけ。
生まれた時から死ぬ瞬間へ向かって、呼吸を繰り返して少しずつ「変化」していくもの。
れいわ新選組は、どれだけの雨粒を集められるのでしょう?
この息苦しさがあるうちに。
雨は降り続ける訳じゃ無いから。
「何か」を手にする者とピークと呼吸
私は人間関係でも、他の何かでも、何故か「あ、今ここがピーク」というのが判ってしまいます。
その関係性や、集まりが凄く盛り上がっていても、その瞬間から散り散りになって行くのが判る。
昔はそんな自分が嫌でしたが、魂が古く、様々なものを見てきたからなのだと今は判ります。
どんなに良いものでも、吸い込むばかりは出来ない、というだけ。
もし、吸い続けられるとしたら、吸おうとする先から酸素を奪う何かがあるから。
だから、足りない何かを求める人を増やす「悪役」が必要になります。
人間も時代も、壁にぶつからないと変えようとしないからです。
私は時代の流れを見て、ここから先、後20年持ちこたえて欲しい、と、思っていますが、どうでしょうね。
その中で私達は、私達に出来る事をこれからも淡々と続けて行きます。
私達は「何か」を手にした者達だから。
手にした者からすると、それが重く感じることもあるけれど、魂の目的だから続けて行きます。
「何か」を手にしている(?)山本太郎氏は、そして、れいわ新選組はどうでしょうね。
ブームが起こって、支持されても、票を集めても、仲間を増やさない事には政権をとる事も世の中を変える事も出来ません。
国会議事堂が障害者に配慮した「今ごろ?」と言う当たり前のことが起こったくらいじゃダメなのです。
仲間に出来る人材=政治家のエネルギーを持つ者を、どれだけ集められるかです。
影響を与えられればそれで満足のにぎやかしなら、そんな必要は無いでしょうけど。
私から見ると、れいわ新選組のピークはまだ来ていないと思いますが、ピークが来ないまま終わらない事を願っています。
まだ、この時代には酸素が必要だから。
もっと楽に呼吸ができる時代が来ることを願って、この文章を記します。
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