アメリカではメディテーターが急増中! ウォーキング、ジョギング、ヨガ、そしてメディテーション。手軽に取り組める日々のエクササイズとしてアメリカでは今メディテーションが大人気です。

皆さんもメディテーションライフを通して、健康で若々しい肉体そして健全な精神を手にしませんか⁉︎ 


2003年、瞑想するハリウッド女優、ヘザーグラハムの姿が雑誌『TIME』の表紙を飾りました。

ヘザーグラハムといえば、映画ツインピークスやオースティンパワーズ、キリング・ミー・ソフトリー等出演しハリウッドを代表する女優さんの一人ですね。
余談ですが、レオナルドデェカプリオの恋人としても一時マスコミを賑わしました。
『TIME』は世界200カ国、2200万人に読まれている世界最大の英文週刊ニュース誌でアメリカのジャーナリズムの中では最も権威のある雑誌でもあります。

この時の『TIME』は瞑想の科学というタイトルで特集記事を組み、瞑想習慣が現代社会に生きる人々にいかに必要かを科学的な見地からアプローチしたものでした。
これは社会的にも瞑想が認知された出来事として、今のメディテーションブームの礎となった画期的な出来事です。
あれから15年あまり過ぎて、アメリカでのメディテーションについての認識は確実に変化してきています。
昨年から日本でもブームに火がついたマインドフルネスの拡がりもその表れとして、とても大きな出来事ですよね。

書店のベストセラーにはメディテーションに関する本が軒並みランクインし、アメリカの大手企業、グーグル、フェースブック、ナイキ、ウォールトディズニー社などが既に研修プログラムとして採用しています。

先日出版されたNewsweek日本版(2017.10.10号)にも特集で『日本人が知らないマインドフルネス』が掲載され、アメリカの企業や医療現場でも瞑想は効果ありとして、ニューヨークの企業が積極的に社員研修に取り入れていることが書かれています。

また数年前まではアメリカでもヨガスタジオが主流でしたが、近年マンハッタンにメディテーション専用のスタジオが次々とオープンして話題を集めています。
2015年にオープンした『INSCAPE』もその一つで、お洒落でかつシンプルな空間には日々仕事帰りのニューヨーカー達が多数集まってきているそうです。
今は会社帰りにはバーには寄らずメディテーションスタジオで過ごす人がクールらしいんです!

 

アメリカではなぜメディテーション(瞑想)が定着してきたか⁉︎

こうやって着実に人々の生活に根付いてきているメディテーション(瞑想)ですが、ブレークした背景には幾つかの要因があると思います。

 

1.以前より健康(自己管理)に対する意識が高く、ジョギングやウォーキング、ハタヨガ等を積極的に生活に取り入れていましたが、肉体だけではなくメンタル的な健康も日々のエクササイズにより健全に保っていく必要性を感じたこと。

アメリカではメンタルの自己管理のためにカウンセリングを受ける習慣が定着しています。
別に病気じゃなくても、ちょっとした悩みや様々な心配事について少し話を聞いてもらうことでメンタルを整えるために使っているんですね。
でもこれがメディテーションの習慣を始めることで、自分で簡単にできることだとしたらこんなに素晴らしいものはありません。