不安感を和らげてくれる10の提案をさせて頂きます。
薬に頼らなくても体のバランスを整えることで心にアプローチすることが可能です。
心を穏やかにして毎日ハッピーな気持ちで過ごしましょう。
不安感を抱えながら生活するのは苦しいものだ。
長期的あるいは慢性的な不安感はさまざまな健康上の問題をもたらす。
医師に抗不安薬を処方してもらうこともできるが、健康に良いバランスの取れた食事は自然に不安症状を抑えてくれる。
薬を使わない不安治療法には、運動や自然食品、エッセンシャルオイルが含まれる。
不安を和らげる以下の10個の方法をお試しください。
1） アシュワガンダ（薬草）
アシュワガンダはパニック発作の対処療法になりうる。肉体のストレス反応を安定させる力があり、脳内のフリーラジカルを破壊することで不安症状を緩和するからだ。集中力を高め、疲労感を軽減し、不安感を和らげる。
2） アルコールとカフェインの節制
アルコールやカフェインの大量摂取は不安症状（イライラや気分のアップダウン）を高める可能性がある。コーヒーや紅茶の摂取量を1日1杯以下にし、アルコール摂取回数を週に1-3杯、しかも1回当たりの摂取量を2杯以下にすれば、不安症状を抑えられる。
3） カバ（薬草）の根
カバの根は不安症の天然サプリメントとして使えるかもしれない。脳内のドーパミン受容体を刺激することで、気分を良くして不安感を和らげ、高揚感（幸福感）を生み出す仕組みだ。ただし、カバの根は軽い副作用を起こす恐れがあるので、医療従事者の指示を仰ぐ必要がある。
4） マグネシウム
ほとんどの成人が十分なマグネシウムを取れていない。マグネシウムは筋肉を弛緩させ、神経系を穏やかにする。逆にマグネシウムが不足すると不安感が増す。マグネシウムのサプリメントを摂取するか、普段の食事にマグネシウムを豊富に含む食品を加えてください。
5） ラベンダーのエッセンシャルオイル
複数の研究により、ラベンダーオイルは不安感を緩和すると証明されている。抗不安薬のベンゾジアゼピンと同程度の効果があることがわかっている。手のひらにラベンダーオイルを3滴たらし、首や手首、こめかみにこすりつけて下さい。
6） 運動
定期的な身体活動は脳を含む身体全体に恩恵をもたらす。運動すれば睡眠の質が上がり、エネルギーレベルも上がり、ストレスが減少する。ヨガ、水泳、ハイキングなど、どのような運動でもよいので、積極的な活動を心掛けて欲しい。
7） ローマンカモミールのエッセンシャルオイル
ローマンカモミールオイルは穏やかな鎮静効果をもたらす。神経を鎮め、不安を軽くする。ローマンカモミールエッセンシャルオイルの香りも、脳が不安症状を撃退するのを助ける。
8） 砂糖と加工食品を控える
砂糖や人工的な素材が大量に入った加工食品は、不安感や鬱状態をもたらす可能性がある。砂糖含有量の多い食事を取るたびに血糖値が大きく変動し、不安感や緊張感、疲労感が増してしまうからだ。加工食品やファストフードを避け、自然食品にこだわってください。
9） GABA（γ［ガンマ］アミノ酢酸）
GABAはアミノ酸の一種だが、不安感を和らげ、筋肉を弛緩させる働きを持つ。これを摂取すれば不眠症を軽減し、血圧を安定させることができる。GABAのサプリメントは健康食品店で購入可能だ。
10） 複合ビタミン剤
ビタミンBはストレス耐性の向上と気分の安定に重要な役割を果たしている。ビタミンB6は気分を高揚させ、血糖値を調整する。それによって不安感は自然と低減する。ビタミンB12もストレス耐性を高め、鬱などの気分障害を予防する。ビタミンBサプリメントを取るか、食事にビタミンBが豊富な食品を加えてください。
