苦しい状況にあるときや落ち込んでいるときに幸せそうな人を見かけると、つい妬んだり、自分だけ置いてきぼりにされた気がして孤独感に陥ったり、自分を必要以上に貶めたりしがちです。
でも、そんなときこそチャンスです。幸せな人たちの生活習慣を取り入れ、これまでの自分を脱ぎ捨て、時間の使い方や人との接し方を一気に変えてしまいましょう。誰でも幸せ体質になることは可能です。前半で成功習慣4つ、後半で6つ紹介します。
ベストセラー本「幸せのシンプルルール 511」の作家H.ジャクソン ブラウン Jr. のメッセージ～「幸福度の高い人は、より多く手に入れる人ではなく、より多く与える人だ。そのことを忘れないで欲しい」
幸せは波のようにやってきます（自分では調整できません）が、人は自分で幸せを作ることもできます。
抱えきれないほどの仕事を抱えていても、幸せいっぱいで楽観的な人はどこにでもいます。
どうすれば人生を健康的で建設的な方向に進めていけるのか。
その方法を学べば幸福度は高まります。
幸せな人たちは日々どのように過ごしているのでしょうか？
幸せな人たちは、何もせずに現在の状況に至ったわけではありません。
彼らは周りの人よりも常に前向きで、世渡りに役立つ正しい習慣を身に付けようと努力してきた人たちです。
自分も幸せになりたいと願うなら、悩んでいる時間はありません。
あなたも幸せな人の生活習慣を実践できるのです。
幸せいっぱいの人たちの成功習慣10を真似すれば、あなたも成功に近づきます。
1） 自分だけのために丸一日空ける
大きな使命感を持って周りの人を助けることも重要ですが、幸せな人は自分を大切にする日をいつにするかも知っています。
20年間にわたってクライアントを幸せに導いてきたAymee Coget博士（“Happiness For HumanKIND=人類のための幸福（直訳）”の創設者でありCEO）は「毎日少しだけでも自分のための時間を取れれば、人はより幸せになれる。自分自身にもっと気を配ってください。あなた自身の幸せの大切さを認識し、幸福度を引き上げる生活習慣を定着させてください」と助言します。
幸せな人たちは日常的にセルフケアをしています。
1週間のうち1日は自分が楽しむ時間を作り、心の健康に留意するようにすれば、幸せ体質になるでしょう。
2） 友達に連絡を取り、心配事を吐き出す
時には自分の容量を超えた仕事や問題が押し寄せてくることもあります。そういうとき、幸せな人たちは自分一人で抱え込まず、友達や同僚に助けを求めます。友達は心配事や気がかりなことを打ち明けるのに格好な存在です。友達はあなたの感情に共鳴し、素晴らしい助言をしてくれます。その代わり、友達が困っているときには寄り添ってあげてください。
3） To do（やるべきこと）リストを作成し、それらを全てやり終える
忙しいスケジュールをこなすには、To doリストが不可欠です。幸せ度が高い人はやるべきことをリストにまとめ、必ずそれらを遂行しています。小さなことでも大きなことでも、その日のうちにやるべきことはリストに上げます。リストアップした事柄を全て成し遂げたときには、驚くほど大きな満足感を感じることでしょう。
4） 他人に親切にする
良いことをして良い人でいると幸福感が増すことは証明されています。他人に親切にしたときや幸せを提供したとき、どんな気持ちがするかを覚えていてください。その幸せはいずれあなたに戻ってくるでしょう。
Institute of Cognitive and Evolutionary Anthropology（直訳：認知・進化論的人類学研究所）のオリバー・スコット博士は「人は社会的な動物です。私たちは家族や友達、同僚や共同体のメンバーを喜んで助けます。状況によっては見知らぬ人を率先して助ける場合もあります。我々の研究は、人は他人を助けることで満足感を得ている、という事実を示しています」と語る。
世界をより良い方向に進めていくには、相互扶助以外の方法はありません。
（続く）
出典元：https://www.powerofpositivity.com/experts-reveal-10-habits-incredibly-happy-people/
