食材からヘナまで、毒性も副作用もない天然染料で白髪を染める方法5種類を紹介!~5 Natural Ways To Get Gray Coverage Without Chemicals

そのコーヒーを捨てないで! キッチンの余り物であなたの髪をカラーリング。もちろん、オーガニック染料として有名なヘナについても紹介します。If you want to cover gray hair but don’t want to use chemicals, why don’t you try natural dyes which don’t put a workload on either bodies or environments?

ヘアカラー剤は簡単に白髪が染まって便利だけれど、「強い毒性がある」「経皮毒(経皮を通じて有害な化学物質を取り込んでしまうこと)」といった話を聞くと、使用するのを躊躇してしまいます。いろいろな説があって本当のところヘアカラー剤が身体にどのような影響を与えるのかはわかりませんが、できることなら身体や環境に負荷をかけずに白髪をカバーしたいですよね。
そこで今日は身近な材料や伝統的な天然染料で白髪を染める方法を紹介したいと思います。念のため、カフェインの入っているものはなるべく起き掛けにどうぞ。頭皮を傷めずに美しくつややかな髪を手に入れてみませんか?

白髪が気になり始める年齢はまちまちです。
最近では若白髪の人も増えています。
化学物質をたくさん含んだ合成ヘアカラー剤に頼るよりは、自然なカラー剤を使ってみませんか。

コーヒーや紅茶、セージやヘナ、藍といった一部薬草を週に1回、髪の毛に塗布すれば、白髪は完璧に染まります。
これらの素材はすべて天然ものなので、副作用はありません。

とはいえ、毛髪を最高の状態に保つには高品質な有機素材を使うことをお勧めします。

このところ白髪の美しさを受け入れる人も増えていますが、多くの人はまだ髪に色をつけたいと思っています。
ヘアカラー剤は私たちの外見を一変させてくれますが、健康面での危険性もはらんでいます。
科学的な調査により、市販の合成カラー剤の多くには強力な発がん物質が含まれていることが明らかになっています。

長期的にこれらのカラー剤を使っていると、白血病や非ホジキンリンパ腫、膀胱がんのリスクが高まります。
そうはいっても白髪交じりの髪の毛を人前にさらすのは抵抗がある方もいらっしゃるでしょう。

そんなときは是非食料棚をのぞいてみてください。
髪の毛に色を付けてくれる安全な素材が見つかるはずです。

 

1) コーヒーで自然に白髪をカバー

コーヒーは世界中で愛飲される飲み物だが、白髪を茶色に染めることもできる。
洗髪して乾かした後、以下の材料を混ぜ合わせて髪に塗布する。

・1カップの濃いコーヒー液もしくはエスプレッソ
・調整剤(コンディショナー)としてオイル半カップ
(ビタミンEが豊富なアーモンドオイルもしくはオリーブオイル)
・スプーン2杯分のコーヒーの出し殻

リンゴ酢で洗い流せば濃い茶色がより長持ちする。
コーヒーは白髪を土のような茶色に染めてくれる。
茶色を定着させるためには、週に一度ほど定期的に染めることをお勧めする。

 

2) 紅茶で白髪をカバー

紅茶抽出液はコーヒー液ほど強力ではないが、髪の生え際を染めるにはふさわしい素材かもしれない。
あなたは下記の材料を容器の中で混ぜ合わせればよいだけだ。

・1カップの濃い紅茶液(カップ1杯にティーバッグ3~5個分の濃さ)
・調整剤(コンディショナー)としてオイル半カップ
(ビタミンEが豊富なアーモンドオイルもしくはオリーブオイル)

上記を髪に塗布して1時間ほど放置する。もっと濃い色にしたい場合は、何度か繰り返し染める。

 

3) 薬草で白髪染め

一部の薬草もヘアカラー剤として使うことができる。

①白髪を赤くしたいときは、カレンデュラ、マリーゴールド、ローズヒップ、ハイビスカスを煎じて冷ました液体で髪を洗い、乾くまでそのままにしておく。その後、洗い流す。
②白髪を茶色くしたいときは、一握りの乾燥セージに水1リットルを加え、30~45分間ほど煮出す。冷まして漉し、抽出液を洗ったばかりの髪に注ぐ。髪の色が茶色く染まるまで週に一度繰り返す。

 

4) ヘナで自然にカラリング

乾燥粉末状態のヘナは数百年前から天然のヘアカラー剤として使われている。
ヘナは通常、白髪を深い朱色あるいは赤銅色に染めてくれる。
加えて頭皮をフケから守る効果や冷却効果もある。
下記の要領で自宅でも簡単にヘナのヘアパックをすることができる。

・ヘナパウダー2カップ
・レモン1個分の果汁
・コンディショナーとしてスプーン2杯分のヨーグルト
・スプーン1杯分のアムラ(インド・インドシナ・台湾・中国南部の海抜1500メートル以上の山の斜面 に生える植物)パウダー、もしくはハイビスカスパウダー (色止め目的)

これらを鉄製の容器で混ぜ合わせ、蓋をして2時間ほど寝かせる。
ヘナに触ると色が付着するため、手袋をしてからブラシでヘナを毛髪に塗布する。
シャワーキャップで頭部全体を覆い、少なくとも6時間その状態ですごす。
ヘナがボロボロとはがれ始めたら洗髪する。

 

5) 藍

藍は濃度も質感もヘナと似ている。
髪の色を茶褐色や黒に染めたい人には打って付けだ。
藍とヘナのヘアパック方法は以下の通り。

・有機ヘナパウダー1カップ
・藍パウダー1カップ
・レモン果汁入り水・半カップ
・スプーン2杯分のアーモンドオイルもしくはオリーブオイル

上記材料を混ぜ合わせ、毛髪に塗布する。
そのまま2~6時間置いてから洗い流すと、艶のある健康的な黒髪が現れるはずだ。

 

天然染料で染めた髪のお手入れ方法

髪の色落ちを防ぐためには幾つかの注意点がある。
色を長持ちさせるためのアドバイスは以下の通り。

① 洗髪頻度を週2回にとどめる。
② 硫酸塩を含まないシャンプーを使う。
③ ヘアカーラーやヘアアイロンを使わない。
④ 頭皮に栄養を与えるためにも、ココナッツオイルやシアバターなどの天然コンディショナーを使う。

ほかにもビート果汁やクルミ殻の濃縮液など染毛剤の素材はたくさんあるが、天然染毛剤としての効果を裏付ける科学的根拠がまだ十分にない。
ただ、天然の染毛剤は化学染料ほど強力ではないことを覚えておいて欲しい。
天然染料の強みは、何といっても安全で健康を脅かさないという点だ。

 

出典元: https://www.curejoy.com/content/gray-coverage-without-dyes/